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例題 07:ケチャップ(ketchup)
英語で会話をしている時、単語が出てこないときがあります。
以前はすぐに英和辞書を引いて調べていました。
しかしそんな時に辞書を引かず、知っている単語で細分化して説明す
ることをトライするようになり、言いたいことをうまく説明できるよ
うになりました。
やはり何ごとも練習ですね。
最初はうまく説明できなかったり、あるいはぎこちなかったりしたの
ですが、繰り返し練習することでスムーズにできるようになりました。
頭の中に「知っている単語で細分化して説明する」という新しい処理
回路ができあがったからだと思います。
ということで、今回も一つの例を練習してその回路をより太いものに
変えていきましょう。
ketchup:ケチャップ
今日の課題は「ケチャップ」です。
この単語が出てこなかったときに、あなたはどう説明しますか?
1~3文で説明してみてください。
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■説明するときの考え方
以前も説明しましたが、わたしは次の3つのポイントで説明するよう
にしています。
1)どんなときに使うものか?(範囲)
↓
2)何でできているのか? (スポットの情報)
↓
3)何のためのものか? (機能)
このようにして説明文を組み立てると、かなりスムーズに説明できる
からです。
1)どんなときに使うものか?
⇒ It is used when we eat foods.
2)何でできているのか?
⇒ It is made from tomatoes.
3)何のためのものか?
⇒ It is a thick and spicy sauce.
となりますが、今回の場合は2)と3)が、逆の方が良いように思い
ます。ここら辺はそのときどきに機転を利かせて、うまく入れ替えて
みてください。
とても100点の答えではないと思いますが、こうやって知っている
単語を使って何とか説明するということが大事だと思っています。
試験ではありません。相手にわかってもらえさえすれば良いのです。
説明の要領は、何度かくりかえすうちに少しずつ上達していくもので
す。
解答の例:
第1文: It is a thick and spicy sauce.
それは濃くてスパイシーなソースです。
第2文: The color is dark red.
色は暗い赤です。
第3文: It is usually made from tomatoes.
通常トマトから作られます。
このようにサラリと、短文2~3つで説明するようにします。
ポイントは、相手にできるだけ簡単に正しく伝えられるよう、その
特徴を捉えて正しく説明できるようにすることです。
あきらめずに、自分の知っている単語で説明することに、こだわっ
てみてください。
そういう方は、いずれ必ずレベルアップしていくはずです!
■やさしい単語で上手に説明
・例題 03:テレビ(television)
・例題 04:傘 (umbrella)
・例題 05:虹 (rainbow)
・例題 06:洗剤 (detergent)
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