とても便利に使える表現20
旅先で、友人との会話で・・ちょっとした便利な一言を、20ばかり集めてみました。
あなたはすぐにこの一言が出てくるでしょうか?
とても便利に使える20文
01) Do I know you?
02) It doesn't work.
03) Your fly is open.
04) Zip me up, please.
05) I have trouble with American names.
06) Could you spell it for me, please?
07) Will you run the bath water?
08) I will see how hot the water is.
09) I learned a lesson the hard way.
10) Same here.
11) Don't get me wrong.
12) No offense.
13) I am not blaming you, but ~
14) I hate to tell you this, but ~
15) Put yourself into his shoes.
16) I know it's none of my business, but ~
17) I knew it.
18) I'm with you.
19) You can do it.
20) Believe in yourself.
それぞれの文と説明
01) Do I know you?
どこかでお会いしましたか?
直訳すると「わたしはあなたを知っていますか?」です。雰囲気がつかめますよね。
でも、あまりこういう表現を使うと「You are impolite.」(失礼な!)ということになりかねないのでご注意を。
02) It doesn't work.
壊れています。
例えば、旅行に行ったとき、ホテルでテレビを見ようとしてスイッチを入れたけど、何も映らない。
電源は入っているようなので、どうやら壊れているらしい。このことをフロントに伝えて、直してもらいたい。
こんなときに使うのが「It doesn't work.」です。
これの表現はとても使い勝手のいい表現なので、絶対に覚えておいて
ください。必ずお世話になりますよ!
何かの効果が出ない・・などの場合でも使えます。主語のことは気にしなくても良いのですが、気になる方は軽く「それが~(うまく働かない)」と理解しておけば良いでしょう。
03) Your fly is open.
ズボンのチャックが開いていますよ。
この fly という単語は、正確にはチャックではなくチャックを隠す布の部分を言います。チャックは日本語でも使われている Zipper ですが、「チャックが開いているよ」というときには fly を使う場合が多いです。
もちろん「Your zipper is open.」でもOKです。
04) Zip me up, please.
ジッパーを上げてくれますか?
女性の場合、背中にチャックがある服を着たりするのですが、それを自分で上げれないということもあるかと思います。
こうした場面のとき、「チャックを上げてください」と頼むのがこの表現になります。ちなみに「ジッパーを下げてくれますか?」と言いたいときは、どう言うか分かりますか?
そうです。「Zip me down, please.」ですね。
05) I have trouble with American names.
わたしはアメリカ人の名前を覚えるのが苦手です。
人の名前を覚えるのが苦手という人も多いかと思います。特に外国の方だとよけい覚えにくいですよね。
こんなときは素直にこう言いましょう。この表現は色々応用が効きます。
例えば、
「I have trouble with numbers.」といえば「私は数字が苦手です」
という表現になります。
06) Could you spell it for me, please?
スペルを教えてもらえますか。
名前を覚えるのは得意、でも、アルファベットの名前はスペルが分からないと覚えれない・・。そんなときに「スペルを教えて」と頼むときの表現がこれになります。
07) Will you run the bath water?
お風呂にお湯を入れてもらえますか?
お湯を「入れる」ってわかりそうでわからない表現の一つではないでしょうか。誰でも使うような表現こそ、なかなか言えなかったりするものです。
その理由ですが、それは単語だけで意味を考えるからなのです。「入れるっていう単語はなんだろう?」というような感じで。
日本語と英語ではその辺の考え方が根本的に違います。この英語はこの日本語に当てはまる・・とは、必ずしも言えないのです。
例えば、「お湯を入れる」の場合もポットなどに入れる場合は「run」ではなく「put」を使います。
「run」は(流す)という意味があり、「水をバスタブに流す」と理解することができます。また「put」は(注ぐ)という意味があり、「ポットにお湯を注ぐ」と理解することができます。
しかし、バスタブに水を注ぐとか、ポットにお湯を流すという表現を考えた場合は、英単語の選定を間違ってしまう可能性があります。
これは全て日本語訳と英単語を1対1で対応させて考えるからです。英語の場合、このやり方は間違っていると思っています。
こういう場面ではこの単語を使って、こういうふうに表現する・・というような覚え方をしない限り、なかなか英語が上達できないのではないでしょうか。
08) I will see how hot the water is.
お湯加減をみてきます。
もう一つ、お風呂に関する表現です。「see」という単語は「見る」という意味以外にも「確認する」という意味があります。
「彼が大丈夫かどうか、行って見てみる」のように言うときは、「I go and see if he is all right.」と表現します。
09) I learned a lesson the hard way.
痛い目にあって学びました。
何か苦い経験や失敗をして教訓を学んだときに使う表現です。
どうですか?ひとつひとつの単語は誰もがわかる簡単なものです。でも組み合わせるとこのような複雑な表現ができるのです。
英語というのは、やさしそうでいて奥深い部分がありますよね。
10) Same here.
わたしもです。
相手が言ったことをそのまま返すときに使う、非常によく使える表現です。
例えば、「Have a nice day!」(よい一日を!)と相手から言われて、自分もお返しに何か良い言葉を言ってあげたいですよね。
そんなときに「Have a nice day!」と繰り返すかわりに使う表現が「Same here.」です。
もうひとつ例をあげると、
相手が「I am tired.」(私は疲れた)と言ったときに「Same here.」と言えば「わたしも疲れています」という意味を伝えることが出来ます。
とても便利な表現の一つですね!
11) Don't get me wrong.
誤解しないでください。
何か相手に悪いことを伝えなければいけないときや、言ってしまったときに使う表現です。
「wrong」という単語の意味は「悪い」という意味ですが、「不適切な、間違っている」という意味もあります。
しかし英会話表現の実際のケースでは、このような説明を覚えることよりも、「誤解しないでください」と言うときはこう言えばいいんだと、そのまま覚えたほうが楽です。
英語勉強では、そのような素直さが大事で、早く上達するためのコツの一つだと思います。
12) No offense.
気を悪くしないでください。
もうひとつ似たような表現ですが、こちらは相手を怒らせてしまったときに、「悪気はないんだ」ということを伝える表現です。
深い付き合いをすればするほど、ぶつかることも多くなります。そういうときのために、こういった表現を覚えておくと便利です。
13) I am not blaming you, but ~
君を責めるつもりはないんだが
相手がミスをしたときに、はっきりと叱らなければならないものです。しかし、明確に非難をしているというふうにはとられたくないようなケース・・そんなときに使う表現になります。
14) I hate to tell you this, but ~
こんなことは言いたくないんだが、~
相手にとって耳の痛いことを言わなければいけないときに使う表現です。
アメリカ人などは言いたいことをはっきり言うというイメージがあると思います。しかし、その一方で相手に対する気遣いもキチンとしているのです。罪は責めるけど、人は憎まない・・なのでしょうね。
英語の場合、日本語のようにあやふやな表現をすることは出来ません。したがって、相手にとってキツイ言い方をせざるを得ないときもあります。
そんなときに、こういった表現でアクセントをつけると、とても会話がスムーズになります。しっかり覚えておきましょう!
15) Put yourself into his shoes.
彼の身にもなってみなさい。
直訳すると「あなた自身を彼の靴の中に入れてみてください」です。要するに、相手の靴をはいてみてくださいということですね。
そこから、「その人の身になる」という意味になります。最初はちょっと難しいですが、こんなことをイメージしながらやると、なるほど・・と頷ける表現であり、覚え易くもなると思います。
16) I know it's none of my business, but ~
余計なお世話だってことはわかっているけど。
この表現にある「my business」は「わたしののビジネス」という意味ではありません。もっとおおまかに「わたしに関係すること」といったニュアンスです。
ですから「わたしには関係の無いことなんだけど、~」ということですね。ちなみに相手に向かって、「余計なお世話だ」というときには「It's none of your business.」というふうになります。
これも意味を深く考えるのではなく、何となくわかるイメージとしてとらえ、こういう場合はこう言うんだ・・と覚えるのが近道です。
17) I knew it.
やっぱり。
相手の話を聞いて「わたしもそうだと思った」というときに使う表現です。直訳すると「わたしは知っていた」という意味になります。
同じ意味を持つ表現に「I thought so.」というものがあります。こちらは直訳すると「わたしももそう思っていた」となります。
「やっぱり」というのは、英語では「前から知っていた」というような言い方になるんですね。
何となく、ニュアンスが伝わってきますよね!
18) I'm with you.
あなたに賛成します。
そのまま訳してみると「わたしはあなたと一緒にいます」という意味です。しかしそれがあなたに賛成しますということになるんですね。
英語にはこんなに簡単なのに、奥深い意味を表現できる言葉がいっぱいあります。とてもすばらしい部分だと思っています。
こういった表現をさらりと言えるようになれば、1ステップ階段を上がることができるでしょう!
19) You can do it.
あなたならできるよ。
次は相手を励ます表現です。
「あなたならできるよ」という表現ですが、英語でもそのままですね。簡単に覚えられる表現だと思います。
こういった表現を数多く覚えておくと、早く英語中級者にステップアップしていけるでしょう。
日本語的にそのまま使える、とても言い易い表現です。何かパワーをもらえるような気分になりませんか?
20) Believe in yourself.
自分を信じなさい。
励ます表現をもうひとつ上げます。
「believe」という単語は誰もがしっている単語で、「信じる」という意味ですね。
これを「believe in~」とすると「~を信じる」という意味になります。これもまた簡単な表現ですね。
誰かに言われると、元気が出てくる表現だと思いませんか?
以上、覚えておけばとても便利に使えて、英語中・上級者の雰囲気が出てくる表現だと思います。
たった20の表現ですが、英語の本質を代表しているような部分もありますので、是非ともものにしていただきたいと思います。
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