トップ > 話せるようになるために > 3話:どう考えながら話し
英文作りながら話すコツ
英語で相手に話をする際に、実際にどのように考えながら文を組み立てていくのかを、やってみたいと思います。
次に示すそのやり方は、本当に大事なスピーキングのコツとなるので、しっかりと理解していただきたいと思います。
例題1:
「佐藤さんが、あなたに新しい販売計画書を渡すため、ロビーに来ています。」
1)まず最初は、すぐに「S+V」を考えます。
「佐藤さんが、ロビーに来ています」の部分になります。
Mr. Sato is in the lobby … となります。
ここではまだ後ろに文が続くということを示すため、話すときの最後のイントネーションは、尻上がりになるようにします。
2)次に考えることは、
「佐藤さんが、ロビーに来ています」⇒ なぜ来ているのか?
と考え、「あなたに渡すため」となります。
to give you … となります。
ここでもまだ後ろに文が続くということを示すため、尻上がりのイントネーションで話します。
3)そして次に考えることは、
「あなたに渡すため」⇒ 何を渡すため?
と考え、「新しい販売計画書を」となり、
a new sales plan.または、a new plan for the sales.
となって、文が締めくくられます。
Mr. Sato is in the lobby / to give you / a new sales plan.
ここで大事なこと
英会話をするときに大事なことは、英文を 頭の中で最後まで作文してから、話し始めるのではない ということです。
「佐藤さんが、ロビーに来ています」という結論を、まずサッと言います。
そして、「何の目的で来ているのか」を考えることが大切です。
これをしなかったなら、英会話は絶対に上達しないでしょう。
したがって、
・最初に出るべき語句をサッと言って、
・その意味を考えて、
・その内容から次にどんな語句が必要になるかを考える
という練習をすることが、英会話が上達するための近道となります!
前:英文を効率良く覚えるためのコツ< >次:英語学習継続のためのコツ
前:詳細メニュー<
a:21601 t:3 y:5