トップ学習方法についてリスニング上達3つの点

リスニング上達3つの点

英会話勉強のスタートは47歳。
神戸に住んでいたとき。

最初に始めたのは通勤途中の車の中で、前の晩に録音しておいたNHKのテレビ英語ニュース。前夜11時頃から放映されていたものを録音(音だけ)し、それを聞いていました。

その頃の理解力は20%くらい・・、いや前日に日本語ニュースを聞いて内容をある程度知っていたからの20%であって、聞いていなければ15%程度だったのではないかと思います。

つまり、リスニング力を聞き取りパーセントで表わすと15%を下回るレベル。

最近のリスニング力

その頃より13年経過した現在のリスニング力は、60~70%。
ニュース単語がわかれば、おそらく80%レベルには・・。

日本のニュースなのでこの程度までいきますが、米国などのニュースだと50~60%くらいです。映画を見ての理解力もほぼ同じレベルだと思います。

決して十分というレベルではありませんが、この程度のレベルになるとオンラインレッスンのときの会話や、日常の会話はほとんど聞き洩らすことがないレベルとなります。

中高年から始めた英語ですが、長く止めないで続けているとそれなりに楽しく会話ができるレベルにはなれるんだ、ということを証明でき、大きな自信になったものです。

上達につながったポイント

過去のリスニングに向けた学習方法とその効果について考えてみると、上達につながったポイントが3つあります。

長い期間止めないで続けたので、次の3つができるようになったとも言えます。(最初の頃に思っていたポイントと、最近思うものとは少し違っていますが)

 

1) 聞きなれた単語やフレーズが増えた

聞き慣れない単語などは、聞いたあとに一瞬ですが、どんな意味なのかと翻訳作業が入ります。しかし聞き慣れてくるとその翻訳作業がなくなり、英語のままで意味がつかめるようになります。

2) 聞くときの集中と散漫が上手にできるようになった

わかりにくい部分や重要と思える部分を聞くときは、自然に集中して聴いていて、聞き取り易い部分やさほど重要でないと思える部分では、あまり集中せずにサラッと聴けるように加減ができるようになったということ。

ずーっと集中し続けて聴くというのは不可能に近く、逆にどこかで集中しているつもりにも関わらず、音がまったく頭に残らずに通り過ぎてしまうことがありました。

3) 想像力で文の構成を推定できるようになった

断片的にわからない部分があり、虫食い状態で聞き取ることになった場合、話の前後関係より正しい意味を推定して理解することができるようになったこと。

いずれにしろ、とにかく浴びるように英語を聞ける環境作りをした結果だと思っています。目覚まし、朝のウォーキングのとき、通勤途中、風呂の中、机で英語ニュース・・など。

そして聞く題材はいろいろありましたが、一番効果的だったのはSIM英語英語ニュースでした。

自分にとってむずかしい英語を、テキストを見ながら何度も何度も聞いたことが一番上達につながったと思っています。

レベルが上の英語ニュースをいつも150%の速度で聴いていました。最初の頃はほとんどわからないため、テキストとにらめっこをしていたものでした。

しかし、継続力というものは偉大です。
順応力が働いて、少しずつ少しずつ慣れてくるんですね!


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