リスニング学習を振り返る
英語の勉強を再開してからもう13年。
日常会話が問題なく話せるようになるまでに、ずい分リスニング力をアップさせるためにも、いろいろやってきました。
そしてそのやってきたことと結果について振り返えってみると、そのポイントは2つ。
ひとつは、「ボキャブラリ」。
もう一つは、「聴き取りに費やした合計時間」でした。
結局、知らない単語をわかるようにすることと、浴びるように聴いて英語を聞くことに慣れる(耳を慣らす)ことでした。
それから英語を聞くときの注意点が一つ。
「英語の語順で/意味のあるかたまりごとに」理解するということ。
もう13年前になりますが、英語の勉強を再開した頃は、夜11時頃からやっていたNHKニュースがほとんど聞き取れませんでした。
日本のニュースなので、途中日本の地名や人の名前などが出てきて、やっと30%程度の内容がわかるという状況でした。
日中に何度か同じ内容のニュースを耳にしていてもです。知らない単語が多いのと、耳が英語を聞くことに慣れていないからだと感じたものです。
具体的なやり方について
学習のやり方には人の個性や性格に合うやり方があると思いますが、ある成果のあったものについては、少しは参考になるかも知れませんので、まずは自分のやってきたことについて、書いてみたいと思います。
ボキャブラリを増やす
ポイントを一言で言うと、「ターゲットを絞る」です。
特にジャンルを絞らずに、あちこち無計画にやるのはものすごく効率悪いです。どこまでやっても目標に近づいたという感覚が得られず、継続がむずかしいからです。
まずは自分のやりたいジャンルを絞り、聴き取れる単語を1つ1つ増やしていくのが近道。また、コクヨのメモリボという電子式単語帳を使ったりなどもしましたが、単語だけを暗記していくというやり方はダメでした。
単調でおもしろいものではないので、なかなか続かないのです。
あっという間に挫折してしまいました。
やはり本やニュースを読むという、一つの興味の湧く対象(文章)があり、それを興味持って読む中でわからない単語をチェックするというやり方が良かったです。
興味の湧く対象を探す・・ということがポイントですね。
英語聞く時間を増やす
これは「環境作り」、あるいは「習慣作り」だと言えます。
とにかく1日の中でできるだけ英語を耳にするという環境を作ります。
最初のころ、なかなか机に座って「聴く」時間を作るというのはむずかしかったので、浴びるように聞くということができずにいました。
しかし、少し発想を変えて、何かをしながら聞けばよいと思いなおしてからは、かなり浴びるように聞くことができました。
わたしの場合は、朝の目覚まし音楽、ウォーキングや車の通勤でかける音楽やニュース、診察待ちの時間・・などなど。とにかくいつでもどこへでも、mp3プレーヤーを持っていったものでした。
それから必要と思うことをもう一つ。
1日15分。集中して聴く時間を作るということが必要。
「聞く」ではなくて「聴く」です。
意味を聴きとるよう集中して聴くのです。
この集中して聴くという時間を作るのも、大事ポイントの一つだったと思っています。
わたしは主に、NHKの英語ニュースを聴いていました。
1日の出来事なので興味深く、ちょうど時間は15分だったので。
効果について
おかげで、以上のやり方を続けてからは、1ヶ月毎に自分のリスニング力がアップしていっているのを感じることができました。
いつもNHK英語ニュースを聞いているので、その何%を理解できるかをチェックすると、少しずつ「わかった感」が増えていったからです。
まとめ
ここは上の繰り返しになります。
結局、リスニング能力をアップさせるためにやってきたことで、大きな効果があったと思えることは次の2つ。
1)いろいろな本やニュースを読む中で、知らない単語を覚えて聴き取れるようにしていったこと。
2)SIM英語をやって、四六時中150%の速度でニュースを聞き続けたこと。(+NHK英語ニュース)
■ リスニングの練習方法
■ リスニング練習の実際
■ リスニング上達3つの点
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