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シンプル・スピーキング06「一杯飲み」

今回は英文作成のやり方について、その思考の過程を含めて、細かく手順を追って書いてみました。

わたしが英文をスムーズに作るために注意しているポイントは、次の通りです。

■ポイント1
・英語の語順で考える
・意味のある単位で処理する
・スラッシュ入れて分かり易く(書くときは)
・まず最初は「構文+主語+動詞」

■原文1
 私は飲みに行くのが好きだ。
     ↓
・結論を先に/意味のある単位で/スラッシュの活用:
  私は好きだ / 飲みに行くのが
     ↓
・英訳発声:
  I like / to go drinking.

・復習:
  私は好きだ / 飲みに行くのが(私は飲みに行くのが好きだ)
  I like / to go drinking.

そして別の短文をうまく前の文につないだり、さらに補足の表現を付け加えていきます。

■ポイント2
二つの短文を上手に「接続詞」でつなぐ
時、場所、副詞などの補足表現を付け加える

■原文2
 それで毎日、職場の友人と飲みに行く。
    ↓
・接続詞でつなぐ
 それで ‥
    ↓
    So
    ↓
・結論を先に/意味のある単位で/スラッシュの活用:
 私は飲みに行く / 職場の友人と / 毎日
    ↓
・英訳発声
 I go drinking / with my friends from work / every day.

・復習:
 それで / 私は飲みに行く / 職場の友人と / 毎日
           (だから毎日、職場の友人と飲みに行く)
 So / I go drinking / with my friends from work / every day.

■分割のポイントについて
意味のある単位で分けて処理をしていくのですが、その分割位置は個人差が出ると思います。

初級の方と中級、あるいは上級の方では、一つの意味のある単位の長さが異なるかも知れません。

上級になるほど、1回に処理できる意味のあるブロックの長さが長くなっていき、ある部分からは、それ以上大きくならないと考えられます。

ここの「職場の友人と」はできたらひとくくりにした方が良いですが、どうしてもという人は、「友人と」+「職場の」と分けて考えても良いでしょう。

 

スピーキング練習:「一杯飲み」

課題文は下記の通りで、日常会話で出てくるような内容です。
よくオンラインレッスンのフリートークでも話しているネタです。

いずれの文も、日本文の1ブロックを見たらすかさず英作/発声をして、発声しながら次の1ブロックを同時に英作します。

それを次々に素早く繰り返します。

① 私は好きだ / 飲みに行くのが
 I like / to go drinking.

② それで / 私は飲みに行く / 職場の友人と / 毎日
 So / I go drinking / with my friends from work / every day.

③ 私の会社はある / 新宿に
 My office is / in Shinjyuku.

④ そして / 私は好きだ / 日本酒が  (私は好きだ / 日本酒が)
 And / I like / Japanese Sake.  (I like Japanese Sake)

⑤ でも / よい飲み屋がない / 新宿には
 But / there aren't good bars / in Shinjyuku.

⑥ だから / 私は飲まない / 新宿では
 So / I don't drink / in Shinjyuku.

⑦ 私はいつも行く / 池袋か渋谷に
 I usually go / to Ikebukuro or Shibuya.

⑧ 私たちはカラオケに行く / 飲んだ後は
 We go to karaoke / after drinking.

参考)
わたしは普段から英語の語順に慣れようと、日本文と言えども、できるだけ下記のような語順で考えたり、メモをするようにしたものでした。

おかげで、かなり短い期間で英語の語順に対しての、違和感がなくなりました。

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