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第17話:話せるようになるためにやったこと

中高年になってから英語の勉強を再開したのですが、最初の頃はもちろんまったく話せなかったですね。

ネイティブの先生に話しかけられて、何となく意味がわかった時、たっぷり考えたあとで簡単な文を一言話すという程度でした。

それがあきらめずに続けてきたら、それなりに話せるようになるんですよね。年がいってしまってから始めてもすぐに忘れてしまうから、英会話は無理だよと言われたのですが・・。

今は何時間も英語だけでコミュニケーションが取れるようになったのですが、今後さらにレベルアップを図りたいと思っています。

それで今後の作戦を練るため、今まで話せるようになるため意識してやってきたことを、整理してみました。

まとめるに当たり、意味のある大きなポイントごとに分けて書いてみます。

 

話せるまでの8ステップ

1)基礎力を養成
 中学英語を復習
 ・構文&文法
 ・単語、熟語、フレーズ

2)まずは「主語+動詞+目的語」だけで話せるように
 → I go shopping.
   I like banana.

3)少し補足表現を追加
 → I go shopping today.
   I go shopping at the supermarket.

   I like banana very much.
   I like banana of Taiwan.

4)副詞や接続詞を使えるように
 → Generally, most people go shopping everyday.
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 → So I go shopping today.
    ̄
5)動詞を修飾する副詞句を練習
 → I go shopping after the meeting.
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   I liked banana when I was a child.
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
6)ボキャブラリの増強
 → 使える構文、フレーズ、熟語、単語の拡充
  100構文、2000単語、・・・

7)関係代名詞について
 → I bought a camera which was made in Taiwan.

  I bought a camera made in Taiwan. という表現でも話せる。②

  I bought a camera. It was made in Taiwan.

 ⇒ 相手を待たせながら頭の中で1つの文にしてから話すより、
   カメラを買った。台湾製の。
   と次々にリズム良く話した方が良い。

   相手もわかってくれる。わかり易い。

 ⇒ 英語を話す目的を再認識
  高度な英語を話すことではない。ネイティブに近づくことでもない。

 ⇒ 海外の人とコミュニケーションし、楽しく話せるようになるのが目的。
   あとは、視野拡大、行動範囲を広げる、老後のボケ防止、生涯学習。

  関係代名詞を使うことにこだわらず、基本は③。
  自然に出せるなら②・・と、自分の基本スタイルを決めた。

8)現在、注力していること(2つ)

8-1)出てこない単語、日本的むずかしい表現を、やさしく言い換えて話す
  「言い換え能力」を磨くことに取り組む

 ⇒ 5月14日の記事の通り >>> やさしく言い換えて話す工夫

8-2)決まり文句を使いこなす
  決まり文句は簡単な単語だけから、かなりの長い文までいろいろ
  すべてがまったく同じお決まりの文 → 組合せや入れ換え不要
   ⇒ ただ暗記するだけで良い

  使いこなせるものを圧倒的に増やし、会話体験不足を補う

 ⇒ 5月9日の記事の通り >>> 英会話の体験量の壁を乗り越える

■関連の記事
・15話:一人簡単スピーキング練習(その 2)
・16話:ピンズラーのスピーキングに特化した進め方と利点
・18話:スムーズに話せるようになる取組みかた
 

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