話せるようになるためのロードマップ(続編)
前回、話せるようになるためのロードマップの中で、自分が今まで実際にやってきたことについて書きましたが、長くなったので途中で小休止させてもらいました。
今回はその続きを書いていきます。
基本文型を覚え、シンプルな短文で話す練習をやった次にやったことですが、それは何かというと・・
それはズバリ、ステップ4の部分になります。
・接続詞を覚える。
・二つの短文を接続詞でつなぎ、リズム良く話す練習をする。
ですね。
ずっと簡単なSVOの基本文をベースにして会話をしてきていたので、少しレベルアップして時には長い文を話せるようになりたいなと思ったからです。
まだこのころは不定詞や動名詞などをサッサッと使えるレベルではありませんでしたので、考えたことは、短文と短文を接続詞でつないで長文的な雰囲気で話すということでした。
and, but, furthermore, because, so, besides, therefore ・・・
この方法はシンプルで簡単なので、意外にリズムよく話すことができ、気分もそれなりに良くなりました。
短文を接続詞でつなぐ応用編
今回は短文を接続詞でつないで話すやり方の応用編について、書いていきたいと思います。
まず、次の文を見てください。
・I was not very strong when I was a child.
子どもの頃、わたしは丈夫ではなかった。
・I learned a lot of things while I was in the country.
その国にいる間、わたしは多くのことを学んだ。
簡単な短文、というレベルではありません。
それなりの長さの文で、普段に、ふつうに伝えたいような内容を表した文になっています。
ですが、実はこれも二つの短文を接続した一つの文なのです。
わかり易くするため、二つの文を接続した部分に "/ " を入れてみます。
・I was not very strong / when I was a child.
・I learned a lot of things / while I was in the country.
上の文は「I was not very strong」という簡単な文に、「~のとき」
という意味を持つ「when」でもう一つの文「I was a child」を接続
した例になります。
その結果、
「わたしは丈夫ではなかった」「~のとき」「私は子供だった」
となり、
「子どものとき、わたしは丈夫ではなかった」
という一つの文になっています。
これなら二つの短文を「and 」でつなぐ文と、さほど変わらないですよね。
まずはこのくらいの文までを、スラスラ話せるようになろうと、
when, while, after, before ・・・
などの接続詞を意識して練習をしていきました。
それまでは短文の繰り返しだったのですが、接続詞を意識して使うようにしたことで、ときおり接続詞を使った長文でも話せるようになりました。
やはり自分で強く望んで根気よく繰り返し実行することで、自分の望んだ方向へ少しずつ少しずつ持っていけるのだということを感じたものでした。
時間と根気さえあれば、必ず自分のイメージした方向へ持っていくことができるということです。
ところでこの文は、 "/ " の部分で前後の文を入れ替えても同じ意味の文となりますので、自分の好きな方で使ったら良いと思います。
・I was not very strong / when I was a child.
・When I was a child / I was not very strong.
ここまでをしっかりと取り組めれば、必ずや簡単な英会話はできるようになっているはずです。
海外旅行へ行ったりネイティブと話すチャンスがあれば、少なからず役に立つ場面がくると思います。
英語で海外の人とコミュニケーションができるようになると、心から「話せるようになって良かった!」
「英語で話せるということは本当に楽しい!」
と感じることができるようになります。
楽しさを感じれるようになると勉強のモチベーションは更に高まります。一気に中級目指して進んで行きたいものですね!
お薦めの実践訓練
実際に話す練習をするにはいろいろな方法があります。
1)英語学校へ行く
2)ネイティブの家庭教師を見つける
3)英語カフェへ言って話す練習をする
4)ネイティブの友人を見つける
5)オンライン英会話レッスンを受ける
3)の友人を見つけるのが一番良いと思うのですが、日本の環境下ではなかなか簡単にできません。
東京などの大都会におられる方なら、是非、友人作りをトライしてみてください。可能ならばそれが一番のベストの方法ですから。
それができない方などにですが、わたしがお薦めするのはオンライン英会話です。
自宅でできて、とてもリーズナブルです。
毎日やっても月に5,000円前後。
パソコンとインターネット環境があればすぐに開始できます。
そして通信で使う skype というソフトは、無料でダウンロードでき、通信費も必要ありません。
昔から考えると、信じられないような便利な環境です。
英会話勉強にこれを利用しない手はないですね。
初めてされる方はどんなシステムかわからないので、かなり敷居が高いと思いますが、意外に簡単にできるのです。
「オンライン英会話、始め方」などとキーワードを入れて検索すると、いくつも親切丁寧に始め方を解説しているサイトがありますので、ここでは割愛させていただきます。
自分の実力でレッスンができるだろうかと、すごい不安を感じてチャレンジできずにいる方も多いと思います。
自己紹介や仕事、趣味、天気などの話題についてフリートークする場合は、先に原稿を作っておいてそれを見ながら英会話をするところから始めれば良いと思います。
自分も話題が途切れて話すことがなくならないよう、最初の頃はかなり先に準備しておいたものでした。
慣れるまでは大変とは思いますが、その後、確実に話す力がアップしていることを実感できます。
わたしは Rarejob で1年、hanaso で3年になります。
忙しいので毎日ではなく、1回25分、週2回、3,800円のコースでやっています。もちろん現在も。
どちらのサイトでも、あるいは他のレッスンサイトでも、大抵は2回の無料体験レッスンが受けられるようになっています。
まずは何事も体験からです。
入会するかどうかは別として、一度体験受講してみてオンライン英会話とはどういうものなのか、良いところと悪いところをしっかり確認してみてください。
きっと何か新しい道筋が見えてくるに違いありません。
詳しくはこちら⇒ スカイプで英会話/無料体験実施中最後にどんなやり方でも良いので、まずは英語を「使う環境作り」の第一歩を、踏み出してみてください。
英語を話せるようになったことがとても楽しい!・・と本気で感じれるようになりますよ。
■関連のページ「話せるようになるために」
・第12話:話せるようになるためのロードマップ
・第14話:一人でできる、簡単スピーキング練習
・第15話:一人簡単スピーキング練習(その 2)
・お薦めの教材(これをやって会話がスムーズに)
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