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18話:スムーズに話せるようになる取組みかた
英語でフリートーキングするとき、以前に一度でも自分で考えて作り話した文は、2度目以降、どんどんスムーズに話せるようになっていくものです。
一方で、他の人が作った文をそのまま暗記したものは、多くの場合、何度も繰り返し練習しない限り、話そうとするときには文を作るのではなく、思い出そうと別の頭の使い方をすることになります。
そしてまた、思い出せないときにはパニックになることもあります。初級の頃は、よくその泥沼にはまったものでした。
このことから考えると、他の人が作った文を暗記することよりも、できるだけ自分で考えて文を作り、それを話す練習をした方が良いと考えています。
レッスン前に行うこと
いろいろなやり方があるかと思いますが、わたしの場合、最小限の練習として、オンライン英会話で初めての先生とレッスンすることになったときは、必ず10の質問文をあらかじめ作っておくようにしています。
そしてレッスン中に、必ずその質問をするようにしています。
そのようにすることで、25分のレッスン中は楽しく会話が続いて、話題に窮することはありません。
また、会話の途中に講師の方に質問文をチャットボックスから送って、文の構成や文法のチェックをしてもらったり もしています。
このようなやり方だと、わずかな時間の作文とスピーキングの練習ですが、1回のレッスンをとても効果的で有意義なものとすることができます。
そして、それらの文を長い期間の中で何度も繰返すと、少しずつ自分で作った文が身についていくような感覚を感じることができます。
スカイプなどでレッスンを受けている人は、是非、一度試されてみてはいかがでしょうか。
質問文の作り方
さて、その質問文の作り方ですが、とても簡単です。
わたしがやっているサイトは hanaso なので、ホームページの講師紹介ページに書かれているプロフィールをチェックして、趣味や得意なことなど、その内容を頭に入れながらに短時間で10の質問文を作ってしまいます。
一つの話題を深く掘り下げていくこともありますし、次々に別の話題に移っていくときもあります。
大事なことは先にチェックして質問文を考えておくことで、その講師の方に親しみを感じながら話すことができるということです。話は自然に盛り上がり易くなると感じています。
最近は、共通の話題があるときは、少しだけジョークを仕込んでおいたりもしています。1度楽しく笑うと、レッスンの雰囲気が明るく変わりますので。
英語は短期間で身につきません。長く続ける必要があります。
そのためには自分で工夫して、楽しく学習できるようにしていく必要があります。モチベーションを上手に維持しながら、少しずつレベルアップを実感できるようなやり方がベターです。
みなさんも、自分に合った学習法を探してみてはいかがでしょうか。
■関連の記事:
・14話:一人でできる、簡単スピーキング練習
・15話:一人簡単スピーキング練習(その 2)
・16話:ピンズラーのスピーキングに特化した進め方と利点
・17話:話せるようになるためにやったこと
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