英文を効率良く覚えるためのコツ
基本文を覚えるとき:
英文には長い文、短い文があります。
わたしは日常英会話にフォーカスしているので、あまりにも長いよ
うな文が使われることはほとんどありません。
そして日常よく使うそれらの文は、少し長く見えても良く見ると、
短い「基本文」とその「補足表現」の集まったものになっています。
ある「基本文」を覚えようとするときに、「補足表現」を含めた全
文を一緒に覚えようとするやり方は、とても効率が悪く、応用しに
くいやり方だと考えています。
それではどうやれば良いのかというと、
1) 基本のシンプルな部分のみ覚える (全文は覚えない)
2) 補足表現はあと付けとする
補足表現は別のものとして覚え、いつでも基本文に必要なものを、
一瞬で選び、付け加えられうよう練習するのです。
例を上げてみます。
【例文1】
例えば入国審査のときによく聞かれる文は次の文ですが、
・What's the purpose of your visit ?
訪問の目的は何ですか?
この文は、シンプルな「What is this?」(これは何ですか?) の
文型と同じです。
What's the purpose = What is the purpose ?
それに補足の表現「of your vist」(あなたの訪問の)が追加され
ただけです。
従って、「What's the purpose? + of your visit」の文だと考え
ることができます。
①まず「What is the purpose」のシンプルな文を考える
②話ながら「of your visit?」の補足表現を付け足す
③必要であれば、更に別の補足表現を付け足す
例えば「this time(今回)」を付け加えると、
What's the purpose / of your visit / this time ?
となります。
【例文2】
もう一つの例です。
Is it possible to wait for me at the ticket gate ?
改札口でわたしを待つことはできますか?
この文は「It is possible」という文が基本文です。
それに「to wait」さらに「for me」を付け加え、
さらに場所の捕捉表現「at the ticket gate」を付け加えた文と考
えます。
まず It is possible ⇒ Is it possible ?
次に to wait for me (不定詞:~すること)
更に at the ticket gate (場 所:~で)
という補足表現を追加していっているのです。
わたしはいつもこのような頭の使い方をしながら、英文を作り会話
をするようにしています。
「基本文」と「補足表現」とは分けて覚えています。
■いつもは、基本文のシンプルな部分のみ覚えれば良い
⇒覚える部分は少なくて済む
■補足表現は、別のところで覚えておき、スッと出てくるように練習しておく
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