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第1話:説明力を鍛える必要性とそのやり方について
オンライン英会話レッスンですが、2010年9月より始めたのでもう4年になります。いまは単語や表現が出てこなくて、頭が真っ白になったり会話で詰まったりすることはほとんどなくなりました。
最近そのようなときには、「あれっ、何だったかな」「思いだせないぞ」「ええとねー」と、ひとり言的に言って会話は途切れさせないようにしています。
そしてそのあとには、知っている単語で簡単に相手にわかるように説明をするようにしています。
説明の要領が良くて1発でわかってもらえるときも多いですが、なかなかわかってもらえず、説明を繰り返すこともあります。
ですが最近は、そのように説明しているうちに、相手が「○○ですか?」
といってくれて、「そう○○です!」ということも多くなりました。
少しは説明の仕方が上達したからではないかと思います。
このようにある単語が出てこないときに、自分の知っている単語でわかりやすく説明できるようになったので、詰まって会話が途切れるということがなくなりました。
英語の単語は数限りなくあるため、使うと思われる単語をすべて覚え切るというわけにはいきません。また使わないでいる単語は短期間で忘れてしまったりもします。
いろいろなところでこのようなケースに直面することになりますので、何らかの対応ができるようにしておく必要があります。
それでは日本語での会話の場合を考えてみましょう。
そのとき皆さんはどう対応しているでしょうか。
出てこない単語を相手に伝えるために、いろいろな説明を行ってわかってもらうようにしているのではないでしょうか。
そのことで会話が途切れずに、どんどん展開していっていると思います。英語での場合もまったく同じだと考えています。
「知っている単語で分かりやすく説明する」
このようなときの対応が、会話経験豊富な中級以上の人と少ない初級者の方との違いだと思っています。
なので、単語が出てこないときには自分の知っている優しい単語で、わかりやすく相手に説明できるようになり、早く中級へステップアップしていきたいものです。
このコーナーではいろいろな説明の仕方について、取り組んでいきたいと思っています。
やさしく説明するための方法
知っている単語を使って簡単に説明するというと、一番ポピュラーなのが、英英辞典的なアプローチだと思います。
対象の特徴を端的にとらえて、簡単な単語で分かりやすく説明するというやり方です。
しかしわたしはそのやり方を含めて、やさしく説明するための方法としては、3つのアプローチの仕方があると考えています。
1)特徴を細かく細分化して説明(1文にしたのが英英辞典方式)
2)イメージをやさしい言葉に置き換えて説明
3)発想を転換し、別の角度から説明
簡単に説明すると、
1)はその単語の特徴を適切にとらえて、1~3文で説明するというやり方で、2)はその単語のイメージやシーンを頭の中に思い浮かべて、やさしい文で説明するというやり方です。
そして3)は直接的に説明しようとするのではなく、角度をかえった視点から説明を行うものです。「人口」という単語に対して、「住んでいる人の数」や「何人住んでいますか ?」という説明や質問の仕方をするやり方です。
これから例をあげて一緒に練習をしていきたいと思います。
■「やさしい単語で上手に説明」
第2話 : 説明力を鍛える
第3話 : ロングマン英英辞典を友達にしよう
第4話:イメージをやさしい英語で説明
第5話:発想を転換して説明
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