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スピーキング練習の実際

英語が話せるようになるには、次の3つが必要だと思っています。
 1)強い事情や欲求
 2)努力    (=勉強)
 3)継続の工夫

そして、一番重要なのは、1)だと思っています。

「できたらいいなぁー!」ではダメなのです。
恐らく、いつまでも話せるようにはならないでしょう。

話せるようになりたい事情は人それぞれ違います。しかしその強烈な欲求があってこそ、結果につながるのだと思っています。

再チャレンジのきっかけ

わたしの場合のきっかけは、海外での工場建設でした。そしてわたしはそのときに、どうしても英語が話せるようになりたいと強く強く思ったのでした。

これが英語を話せるようになる、「最後の」チャンスだと。

長年英語が話せる人を見てコンプレックスを感じていたのですが、わたしはそのたきに、「やるしかないっ!」という状況が訪れたからでした。

そのとき全面的に通訳を使うという選択肢もあったのですが、強いコンプレックスが大きなエネルギーを放出したため、腹をくくることができたのでした。

はっきり言って、そのときまでは話せるようになりたいと思い本を何冊も買って見たりしていましたが、「やろう!」と腹をくくるところまではいっていませんでした。

結局そういう状態では、どこまで行っても話せるようにはなりませんでした。

現在英語が話せなくて、本気で話せるようになりたい人は、まずは
よしっ、やるしかないっ!
と、腹をくくるところから始めるべきと思います。

話せるようになるためにやった3つのこと

当時は47歳で英語がまったく話せず、同期の話せる人を見てはコンプレックスを感じていたのでした。

そんなわたしでも話せるようになったのですから、記憶力の優れた若い人は、はるかにアドバンテージがあるはずです。

それでは、記憶力の低下している中高年が、
話せるようになるために、どうやったのか?
です。

人それぞれのやり方があるかも知れませんが、わたしの場合のことについて書きたいと思います。

大きな効果があったのは、次の3つのことでした。

■たまたまやった3つのこと:
しばらく海外生活をしなければならなくなり、片言でも良いので英語を少しでも話せるようになりたいと考え、次のことをしました。

1)中学英語を復習  (重要基本文を見直し一覧を作成)
2)毎朝5分間音読  (作成した一覧を使い音読を繰り返した)
3)家庭教師と話す練習(安くて簡単にできる環境だった)

片言でもと思って始めた練習ですが、この3つをやることでわたしは英会話ができるようになったのです。

3ヶ月間程度の学習と練習で、30分以上の会話がです。期待以上の結果で、自分でも驚いたものでした。

ところで3)の家庭教師の部分は、とても安い金額で質の良い家庭教師を頼める環境だったため、できたことでした。

しかし現在の日本国内では環境が違うので、会話練習の場はオンライン英会話となっています。それと年1~2回の海外旅行に。

 

1)中学英語の復習(基本を再確認)

やはり基本は中学英語だと思います。長い間英語から遠ざかっていたので、単純にもう一度復習からやり直そうと考えました。

しかも1・2年のもので。3年で学ぶ英語は、中級を目指すようになったら取り組めば良いと考えていました。

それで復習すべき範囲は、そんなに広くなかったですね。

さらに、日常会話に特化して行いましたので、比較的短期間で復習を終えることができました。

■復習に使った本:
①ニューホライズン:1・2年用(中学英語の教科書)

東京で勤務しているときに、たしか丸善で購入しました。
丸善にはいろいろな教科書が揃えてありましたが、どれも似たような感じだったと思います。

中を見比べて考え、結局、写真やイラストがきれいだったニューホライズンを購入したのでした。(どれでもOKです)

②日常会話表現、会話例の本
「中学英語でこんなに話せる 日常会話BEST表現76」

2)毎朝5分間音読

わたしが話せるようになる上で、一番効果があったと考えていることが、この5分間の音読です。これをやったので、英会話ができるようになったと言っても過言ではありません。

話せない人が話せるようになるためにやる音読は、非常に大事だと思います。

口を動かした経験の無い人が、口がスムーズに動くようにするための準備運動であり、話すための基本の文を強く頭の中にインプットするための作業なので。

■音読をやるタイミング
1日が終わって夕食を食べたあとにやる・・というのは、どうも良くないと思っています。効果が小さいという気がして。

やはり何といっても効果が大きいのは、朝一で、起きたてのとき。頭がとてもさわやかなので、音読した文がスッと頭の中に入っていくように感じます。

やってみるとその効果の大きさの違いに気がつくと思います。

何といっても、「朝、一番」です!
たったの5分でOK。毎日の習慣に!

■使った教材
中学英語を復習するために作った基本文一覧を使いました。教科書に載っている各学年での基本文をピックアップして作ったものです。

ニューホライズンの最後のページに、各課で取り上げている重要な基本文の一覧が載っていました。その中で簡単なものを除いて、復習・音読用一覧に作り替えました。

それを使って毎朝5分間の音読です。毎日続けることで、短期間でその基本文が全て頭の中に入りました。そしてこれがわたしの英会話トライのための基礎となりました。

当時は、英語で話しかけるときは、いつもその中から言いたいことにマッチした文を選択し、単語を入れ替えて話をしていました。

話しをしたというよりは、ほとんど自分のことは説明せずに、相手に質問ばかり繰り返していたのを覚えています。本当に簡単な文だけで。

「何で通勤しているの?」
「どこに住んでるの?」
「一人で住んでるの?」
「バイクは持っているの?」
「何歳のとき免許をとったの?」
「趣味は何?」
「好きな食べ物は?」
「一番好きな料理は?」
    ・
    ・
ひたすらこの練習を繰り返したものでした。

基本文を復習。音読して発声練習と基本文の暗記。口に馴染ませてから実戦練習をしたということです。

考えてみれば、英語を話せるようになるために、当たり前のことをしただけです。特別なことは何もありません。

しっかり続けたかどうかということだけですね。

話せるようになるために、重要だったのは毎朝5分間の音読でしたが、自信をつけ会話力のアップにつながったのは、やはり実戦練習でした。

3)試す場を作る(話すためのことを体で覚える)

実戦練習は大事です。頭で覚えた知識を体で体験してさらに深く身につけていくため。

会話はまずは知識からですが、自信と対応力は繰り返しの体験からと思っています。

よく使う例ですが、例えば水泳を考えてみてください。泳げない人が泳げるようになるためには、どうやったら良いでしょうか?

まずは
・どうやったら水への恐怖心を抑えられるのか
・どうやったら泳げるようになるのか

それらを水泳コーチに聞いたり本を買って勉強したりして、理論は
理解できたとします。腕をこう動かして足はあー動かせば良いと。

それで本当に泳げるようになるでしょうか?

また、高度な競泳技法について書いた本を読めば、泳ぎ方がどんどん上達していくでしょうか?

そうならないのは、・・・わかりますよね。

結局、やってみないとできるようにならないということです。
実際の練習が必要なのです。英会話も同じですね。

自分で考えて文を作り、それを発声し、相手に通じるかどうか確認。
通じなければ文を直し、発音を修正して、そして再度トライする。

何度も泳ぐ練習を続けることで、わずかな力で長く泳げるようになります。そして楽しいなと感じれるようになると、さらに続けていこうという力が湧いてきます。英会話も同じです。

ここまでは、特に反論はないのではないでしょうか。

本当にむずかしいのはその実戦練習をやることよりも、むしろできるための場を作ること、そのことを決心できるかどうかだという気がします。

わたしは海外にいたその時は、家庭教師を見つけて話す練習をしました。安いコストで英語が話せる大学卒業生に教えてもらうことができる環境だったからです。簡単にその環境が作れたからです。

しかし今の日本はそうではありません。田舎ではなかなか家庭教師が見つからず、大勢いる都会ではすごくコストが高いです。

また通勤や移動に時間がかかるため、時間を確保するのもむずしいでしょう。結局、ある覚悟をした人だけがその環境を作り、話せるようになっていくのだと思います。

■お薦めの実戦練習
以上のような事情を踏まえて、あえて一番やり易くて犠牲が少ない方法を言うならば、やはり「オンライン英会話レッスン」ですね。

やり方としては、まずは週2回のコースで。

毎日25分はとてもリーズナブルですが、ほとんどの人は疲れてしまうでしょう。

最初の前向きで元気なうちは毎日25分コースを続け、疲れてきたら週2回に変えるのでも良いですが。

わたしは最初から無理をせず週2回とし、しっかり予習と復習をしてレッスンに臨むというのがベストだと思っています。

初めはいろいろ苦しさを味わうと思いますが、徐々に慣れていくものです。そして、自分に合う講師が見つかると、心も軽くなり話すことが楽しくなっていきます。

まずは3ヶ月間、レッツトライ!!
 
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