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悩み09:簡単で効果大のリスニング訓練
「聞き取れるようになるには(悩み02)」では、英語の語順で聞き取れるように、そして聞きなれるように。それには音読が効果的と書きました。
すると、次の質問が・・。
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音読が効果あるのはわかりますが、
ただ音読するというのではなく、
もう少し簡単で効果の出る具体的なやり方があれば教えて下さい。
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裏づけるポイント
まさに簡単で効果のある一つのやり方があります。
わたしがずっと以前より確信していること。
それは、「自分で話せること」は「必ず聞き取れる」です。
そしてそれは、スピードアップしても成り立つということなのです。
つまり、リスニングの上達には早口練習が効果的だということ。
早口は早耳!(早聞き)
「聞く」と「話す」には密接な関係があります。
少し不思議に感じるかもしれませんが、「リスニング力」は「話す」という別のやり方を使って、本来と反対の方向から練習すると、驚くほど上達するのです。
人間の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)や第六感(意識)は、それぞれが勝手に独立して働いているのではありません。
それぞれが、互いに密接にかかわり合って働いているのです。
ですから、従来の「耳で聞くだけ」というやり方は、リスニングの訓練方法としては、決してベストではありません。
最初の半分を目標にスピードアップ
まだ半信半疑かと思いますが、騙されたと思ってまずはやってみてください。
まず最初に30秒くらいで読めそうな文を選びます。
できたら自分が話したり聞き取れるようになりたい文章があれば、それが一番いいです。しかし適当なものがなければ同じジャンルのものを選ぶのが良いと思います。
それを1秒でも早く読めるように何回も繰り返し練習します。
すると、だんだん読むのにかかる時間が短くなってきます。
スピードは速ければ速いほどいいのですが、半分の15秒くらいで読めるようになるまで続けます。
これができるようになったら、また次の文にチャレンジします。
毎日、短い時間でもこの訓練を続けていると、驚くほどリスニングの力がついてきます。
「速く読める」「早く話せる」ということは、スピードの速い話し方をされても、聞き取れるということになるのです。
相手のスピードに遅れないようにするためには、自分もそのスピードで話せるようになってしまえばいいんですね!
(参考:とても効果がありました >>> お薦めの教材)
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