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一人でできる「瞬間創作スピーキング練習」
前回はひとりでスピーキング練習するための効果的なやり方について書きました。
英語を学習している人は、「音読」が大事な練習であることを知っていますが、ただそのまま読み上げるのではスピーキングの練習にはなりません。
読み上げる際、即興でフレーズなどを瞬間的に入れ替えて、頭の中で「創作」作業を同時に行うのが効果的だと。
今回はある基本文を覚えようとするとき、あるいは復習しようとするときに行っているスピーキング練習のやり方について書いてみます。
一人スピーキングのやり方
わたしはいつも友人達との会話や、オンライン英会話のフリートークを意識してスピーキングの練習をするのですが、一つ例を上げながら説明したいと思います。
重要基本構文の一つだと思っている文に、
What kind of (名詞) do you like ?
があります。
この文はフリートーキングではとても良く使います。
What kind of dishdo you like ?
What kind of fooddo you like ?
What kind of sportdo you like ?
What kind of movie do you like ?
・
・
この文の名詞を入れ替えて、何度となくこの文を使っています。
そして、(名詞)だけではなく、動詞の(like)も一緒に入れ替えて使うことも多いです。
What kind of (dish) do you like (cooking) ?
そして少し違うタイプの動詞で、
What kind of (dish) (are) you (good at) ?
さらに、
What kind of (dish) (can) you (cook) ?
さらさらに、
What dish do you (usually) (eat) ?
などと、そのときどきに浮かんだことに従い、入れ替えて話す練習を繰り返しています。
わたしはこのように動詞や名詞、あるいは日時や場所などまで瞬間的に入れ替える練習を行うことが、「応用力」をつける上でとても大事だと思っています。
グループで学習
そしてもう一つの効率よく練習するためのポイントですが、何ごともそれだけの単体で学習するよりも、グループでまとめて学習する方が効率良いと考えています。
今回の例で言うと、
What kind of dish do you like ?
の文だけではなく、
What dish do you like ?
そして
I like (Italian foods).
や、
Do you like (Italian foods) ?
などまで、同時に「創作」練習を行います。
実践の場は会話ですので、相手に質問するだけではなく、自分のことについても説明する必要があるからです。
わたしは、通常先に自分のことを説明しておいて、そして相手に
「あなたはどうですか?」
という流れで質問するようなケースが多いです。
このように一つの重要構文と関連した構文を同じグループとして扱い、同時に「瞬間創作スピーキング練習」をするのが、一人でできる最も効果的な練習方法ではないかと思っています。
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