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音読と瞬間頭出しで会話力アップ
英語が話せるようになるには、シンプルな50個の基本構文をしっかり覚え、
シーンに合わせて単語やフレーズの情報を入れ替えて素早く話す練習が重要
です。
そして音読、音読、音読・・。
スムーズに話せるようになるためには、もう一つ高めておくべき能力があり
ます。それは「頭出し」です。つまり話そうとする文の「構文の選択」です。
あることを話したいとき、あるいは、ある質問をされてその質問に素早く
答える必要があるとき、「どの構文を使うのか」ですね。
それを瞬間的に選択し主語をつけて、話し始める必要があります。
机の上で、基本文や単語を覚えたり、音読を少しだけ繰り返しても、目に
映ったものをただ読み上げるだけでは、受動的な学習になってしまいます。
ある場面に直面して何かを言おうとするとき、目の前に話そうとする文が
フッと出現するわけではないのです。
自分で言おうとする内容とそれを表わす文を、能動的に素早く組み立てて
話していくことが必要なのです。
日本文を瞬間的に英文に翻訳して話す、瞬間英作文も良い練習なのですが、
できたら英文の質問に対して、素早くオリジナルの英文で答える練習が
望ましいと思っています。
実際の会話では、先に日本文を作りそれを英文に訳して話すわけではない
ので。
言いたいことをイメージしたら、素早く何の構文で話すのかを決めて、
そのまま英語で話し始めるやり方がベターなのです。
一人でやる練習としては、なかなかむずかしいかも知れませんので、
いろんなイラストや写真を用意しておき、その中から一つ選んで見た瞬間、
感じたことを素早く話す・・という練習も良いと思っています。
写真を見た瞬間、感じたことを話すとか、事実を素早く述べるとか、疑問
に思ったことを質問してみるなど。
課題:上の写真を見てすぐに感じたことを話してください。
⇒例えば、「あなたは1ヶ月に何冊の小説を読みますか?」
などのように。
あるいは、「あなたは今、何を読んでいるのですか?」
とか、 「この小説は英語で書かれています。」・・・など。
★とにかく何か一つ質問をするなどと決めて、練習をするのも
良いですね!
写真などを使う練習だと、自分の質問に対する返答は当然無いので、自分
で続けてその返答まで行うという練習をしても良いでしょう。
このような練習は一人で行うことができますし、繰返すなら必ず会話力が
上がるはずです。
何事もそうですが、このようなちょっとした学習や練習を、どこまでやり
続けられるのか・・が一番の大事なポイントですね。
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