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「話せない」を「話せる」に変えてくれた学習法
中高年になってから英語勉強を再開したのですが、半年ほど経ったと
き、なかなかスムーズに話せるようにならなくて、少しあきらめ加減
の日々が続いていました。
ところがあるとき何か心引かれる教材に出会って、飛びついて購入・
実践して、本当に感動したのでした。
感動した勢いに乗ってこの教材を一気にやったおかげで、
「話せる自信がない・・」から「初級だと思うけどわたしは話せる」
と、言い切れるようになったのでした。
その教材こそ、お薦めの教材コーナーでも紹介している、
ユーキャンの「ピンズラーアメリカ英語」でした。
英会話というものは、どれだけ勉強をしても実際に話した経験がな
いと、本当の自信が出てこないものです。
机の上でどんなに勉強しても、なかなか「話せるようになった」と
いう自信や実感が出てこないでしょう。
では、一人でやる英語勉強では絶対に自信が出てこないのか・・
というと、実はそうでもないのです。
実際の場面にいるような臨場感の中で、英語で質問され、それを素
早く聞き取って英語で返答する・・という訓練を行えば、それなり
の自信はできてくるのです。
ピンズラーはまさにそんな教材でした。
その学習方法がどんなやり方をしているのか、少しだけ例を上げて
みます。
■学習例:
(最初の説明)
「わたしは買い物に行く」という場合、
・わたしは行く は I go
・買い物 は shopping
ですね。
★それでは、「わたしは買い物に行く」と言ってください。
⇒ I go shopping.
午後 を英語で言うと in the afternoon です。
★それでは、「わたしは午後買い物に行く」と言ってください。
⇒ I go shopping in the afternoon.
・
・
★Try to say, you go shopping in the afternoon.
(今回の指示は英語になった)
⇒ I go shopping in the afternoon.
・わたしの母 は my mother
・わたしの母と一緒に は with my moter です。
★それでは、「わたしは午後母と一緒に買い物に行く」といってください。
⇒ I go shopping ・・・
(★はCDからの指示部分で、⇒は学習者が声を出して読み上げる部分)
このように順番に説明して、文法についても説明し、更に少しずつ
本文に別の表現を付け足しながら、全文を組み立てていきます。
そしてその都度、作った部分を「…と言ってください(Say…)」と
指示が出され、その文を声を出して練習させられるのです。
それまでやってきた教材とはまったく違うやり方の教材でした。
テキストは一切使わずに、だけどわかり易くて、繰り返し練習させら
れるので、耳も口も使いながらスッと覚えていってしまうのです。
ここにその特徴をまとめてみると、
1)会話の場面説明から入り、とても臨場感を感じながら学習できた
2)単語や文、文法の説明から、リスニング、スピーキング練習まで
全てCDの音声に従って進んでいく(テキストは使わず)
3)一度に課題文全体を取り組むのではなく、本文メイン、副詞句、
その他補足表現と、徐々に付け足していくステップ学習
4)スピーキングの指示や質問が、時折、英語で行われる
5)忘れ始めるころのタイミングを見計らって、何度も同じ設問や
指示が繰り返され、一連の流れ中で何度も復習させられる
上の例でも簡単な英語での指示がありましたが、実際に英語での指示
や質問が随所にあって、それに素早く答えるという練習は、かなり
現場での会話に近い練習になります。
特に意識した努力は必要なく、取組み易い流れの中でスピーキングを
上手に誘導してくれるので、少しずつ少しずつ話せるようになってい
きました。
このようにシンプルで無理のないステップ学習によって、少しずつ
対応できるようになり、話せるという自信が出来上がったのだと思っ
ています。
その自信ができてからですね。
積極的に海外の人に話し掛けられるようになったのは。
■関連の記事:
・ピンズラーのスピーキングに特化した進め方と利点
・ピンズラーアメリカ英語の卓越さ
・お薦めの教材
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