トップ記憶力とノートと音読の関係

記憶力とノートと音読の関係

中高年になって英会話を続けていると、若くはない脳力からの悩みも
いろいろと出てくるものです。

記憶力の減退、とりわけ覚えた会話文の細部の不明確化が、最近の
わたしの課題となっています。

つまり、かつてはスラスラと文法的にも間違いなく言えた文が、最近
たまに話そうとしたときに、細部がボケていて、自信をもって話せなく
なったりするのです。

年齢を重ねることで、あまり細かいことに悩まなくても良くなった代わ
りに、覚えていたことが短期間で少しずつボケてしまうようになったの
です。

いつでも確実に言える文だから・・と強く思っていたのですが、やはり
寄る年波には勝てないようです。

せっかく長い時間をかけて会話力を少しずつ高めてきたのですが、今は
それを効率よく維持する方法を、早急に考えなければならないときが、
ついにやって来てしまいました。

ここ最近まで、フリートークの話題を広げようと、新しいジャンルの
話題に挑戦していたので、復習というか口慣らしの基本文の音読がおろ
そかになっていました。

今さらですが、毎日少しの時間でもいいので、必ず音読をすることが
とても大事だなと、改めて感じている次第です。
(このセリフは何度か使ったような気がします)

ondoku

 
英会話の勉強を再スタートさせたベトナムに滞在していたころは、毎朝
5分、必ず基本文を音読して覚えたものですが、そのときに朝5分の
音読はとても効果があると感じたものでした。

リフレッシュされた疲れのない頭は、記憶の定着がすごく良いと感じた
からでした。

そのことからも、記憶を維持して忘れないようにするためには、音読は
絶対に止めるべきではないという気がするのです。

単純で単調なものはすぐに飽きが来て、続かなくなってしまいがちです
が、こと英語に関しては口慣らしのための音読は、むしろ記憶力が低下
してからよけいに感じるようになりました。

幸い、記憶力のことを考えて、「おっ、これは覚えておくべき文・・」
と思ったものは、全て1冊のノートに手書きしてきました。
なので、これ1冊を持っていると、いつでもどこでも音読ができます。

notebook

パソコンのデータやきれいな印刷プリントも良いですが、やはり何と
いってもA4の広めの線幅のキャンパスノートに、しっかりと手書き
した英文メモは最高です。

ちょっと時間があったら、眺めるだけでもOKです。長年手書きノート
を愛用してきたので、今ではそんなノートが4冊になりました。
(基本文や例文関係だけでビッシリです)

使うほどに、そして汚れてくるほどに愛着が湧いてくるノート。
みなさんもノートを有効活用することを、お薦めします。
 

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