スポンサーリンク   トップコラム英語の語順で処理して会話力が大幅アップ

第14話:英語の語順で処理して会話力が大幅アップ

 わたしはSIM英語をやったおかげで、英語の語順でそのまま内容を
 理解していくことに慣れました。

 それにより、日本語のように語順を整えてから内容を理解するという
 ことはやらないので、早いスピードにもついていけるようになりまし
 た。

 そして一人で工夫してスピーキング力を伸ばそうとやっているときに、
 やはり英語の語順でものごとを考えていくということが、とても大事
 であるということに気がつきました。

 わたしがやっている、一人でできるスピーキングの練習方法です。
 3つあります。

 1)スラッシュ・音読
 2)スラッシュ・リピーティング
 3)スラッシュ・付け足しトレーニング

 です。

 一度試してみてある程度の期間続ければ、きっとその効果を実感でき
 ると思います。

1:スラッシュ・音読

 何と言ってもスピーキング練習の基礎は、音読だと思います。

 見ている情報や考えている情報を「口からアウトプットする」ことに
 より相手に意思を伝える訓練になります。

 水泳の教本を見た後で、実際に泳ぐ練習をしているようなものです。
 最初から少ない力で上手には泳げませんが、練習を繰り返すたびに
 上達していくようなものです。

とても大事なこと

 わたしは全て英語の語順のままで行う、シンプルなスピーキング方法
 を意識しているので、まずはスラッシュリーディングならぬ、スラッ
 シュ音読をやるようにしています。

 スラッシュが入った部分毎に素早く頭を整理し文を作り、話せるよう
 にするためです。意味のあるショートセンテンスごと、あるいは意味
 のあるフレーズごと(=スラッシュの区切りごと)に作文、発声をし
 ていきます。

 いつでも「意味のあるかたまりごとに」、英文を理解したり、自分の
 頭の中を整理して作文したり、読み上げたりする・・・。

 この「意味のある適当な長さのかたまりごとに」、英語の語順のまま
 ・・というのがとても大事だと思っています。

 このことをいつも意識してやってきたので、あるときにグンッとレベ
 ルアップしたのを実感したものです。

 リスニングもスピーキングも、両方同時にです!

具体的なやり方

 やり方は簡単です。同じ音読をやるのですが、わざと意味のある長さ
 ごとに意識してやるだけです。

 例えば次のような文があるとすると、スラッシュのところで一瞬読む
 のを止めて、そしてその一瞬の中で意味を頭の中で強く認識します。

 そして次のスラッシュまで進みます。初めは少し長く止まりますが、
 何回か繰り返していくと、すでに意味はわかっているので時間は短く
 なっていきます。

 What do you think / is the best way / to be a good English speaker?

 つまり普通の音読に加え、意味のあるかたまりごとにその意味を理解
 し、英語の語順で処理をする訓練を同時にしているということです。

2:スラッシュ・リピーティング

 続いてスラッシュ・リピーティングです。

 英語の発声が一区切りついてから、オウム返しに言い出すのが
 「リピーティング」。全文読み上げられてからリピーティングするの
 は、結構むずかしいものです。

 全文読み上げられたあとでスタートする場合、途中までリピーティン
 グをしているときに聞いて覚えたつもりの記憶が、薄れて思い出せな
 くなるからです。

 それでもっと細分化してリピーティングをやり易くして、且つ英語の
 語順をしっかりと意識して行うことで、リピーティングの効果と英語
 の語順で話すことによる効果の、ダブル効果を狙うのが「スラッシュ
 ・リピーティング」です。

英語の語順を意識する

 長い文を一辺に考えていくのではなく、意味のあるフレーズごとに順
 番に処理していくことが、英語を早く習得する上での一つのコツだと
 思っています。

 ですから、リスニングをするときも、音読をするときも、リピーティ
 ングきも、スピーキングをするときも、すべて意味のあるフレーズご
 とに、英語の語順で進めていくべきだと考えています。

 なので「リピーティング」の部分は同じなのですが、意味のある短い
 フレーズ毎に英語の語順をしっかり意識して練習するのが「スラッシ
 ュ・リピーティング」です。

 やることは簡単。聞いたまま繰り返せばいいのですから。

 手間がかかるのは、意味のあるフレーズごとに、リピーティングする
 ための空白を、音声データに挿入すること。

 それができたなら、あとは英語の語順でその意味をしっかりと意識し
 ながら、リピーティングを何度も繰り返すだけ。

具体的な例

 例えば次のような文があったとします。

 They went to a small town on the coast of Hokkaido that one of Kenji's co-workers had recommended.
 彼らはケンジの同僚の一人が薦めた北海道の海岸にある小さな町に行った。

(音読パッケージ、中級レベルより抜粋)

 この文をやる場合に、一つの例ですが次のようにします。

 They went to a small town / on the coast of Hokkaido / that one of Kenji's co-workers had recommended.
 彼らは小さな町に行った / 北海道の海岸にある / (それは) ケンジの同僚の一人が薦めた

 文中の「スラッシュ」の部分に、リピート用の空白を挿入します。
 ※スラッシュ = 空白 です。

 They went to a small town
 彼らは小さな町に行った

    on the coast of Hokkaido
    北海道の海岸にある

        that one of Kenji's co-workers had recommended.
         (それは) ケンジの同僚の一人が薦めた

 ポイントとしては、最初は十分な長さの空白を入れて、しっかりと塊
 ごとの意味を意識して行うことです。3つ目の終わりの文は、長けれ
 ばさらに2つに分けても良いかと思います。

よりレベル高い練習方法

 リピーティングなので音声を聞いてからオウム返しするのですが、慣
 れてきたなら一旦その意味を理解したあと単純にオウム返しするので
 はなく、理解した意味から瞬間的に英文を作り出して、声にして出す
 という練習をします。

 これはかなり効果のあるスピーキングのトレーニング方法でお薦めで
 す。

 なお、自分で音声データを編集し、空白を挿入できるのならば問題な
 いのですが、もしもむずかしいなら 音読パッケージ の本を購入すれ
 ば良いでしょう。

 リピーティング用に空白が挿入されたCDが付属していますので。

3:付け足し・スピーキング

 いよいよスピーキングトレーニングです。
 ものごとを伝えたいときに、一辺に全文を考えて文を構成していくの
 はむずかしく、時には混乱したりすると思います。

 そこで文を作っていくときには、意味のあるフレーズごとに分けて文
 を作り、次々に付け足していくようにしています。

 これを自分では「付け足しトレーニング」と呼んでやっています。
 具体的なやり方としては、次のような感じです。

第1ステップ:

 まず最初は一番言いたいことを、シンプルにまとめます。
 主語と動詞あたり。

 I go shopping
 わたしは買い物に行った

 一番シンプルで重要なこの文を、すぐに言えるように練習します。
 この辺りは、誰でも割合スムーズにできるのではないでしょうか。

第2ステップ:

 そして次にその補足文を考えます。
 通常は次のようなことを言うケースが多いと思います。

 ・どこへ?
 ・何のため(何を買いに)?
 ・いつ?

 ここでは「どこへ?」を付け足してみます。
 1: I go shopping
   わたしは買い物に行った

 2:   to the supermarket
     スーパーマーケットへ

第3ステップ:

 更に補足していきます。
 次は「何のため(何を買いに)?」を付け足します。

 1: I go shopping
   わたしは買い物に行った

 2:   to the supermarket
     スーパーマーケットへ

 3:       to buy some foods
         食べ物を買いに

第4ステップ:

 次は「いつ?」を付け足してみます。

 1: I go shopping
   わたしは買い物に行った

 2:    to the supermarket
      スーパーマーケットへ

 3:        to buy some foods
          食べ物を買いに

 4:            yesterday.
              昨日

まとめ

 いつも以上のようなやり方で、スピーキングをやっています。
 スラスラスラと長い文を一気に言いたいのはやまやまですが、それは
 まだ先のことと考えています。

 今はできるだけシンプルに英語を捉えて、メリハリのある言い方をし
 て、しっかり思っていることを伝えることを第一に考えています。

 ここで大事なことは、いつでも英語の語順でものごとを処理していく
 ということです。

 「わたしは買い物に行った
         「スーパーマーケットへ
                 「食べ物を買いに
                          「昨日

 という語順まま理解し、考えをまとめ文を組み立てていくということ
 です。並べ替えは一切やりません。

 リスニングしかり。スピーキングしかり。

 最初はしっくりこないかも知れませんが、意識して練習をするうちに、
 必ず慣れてきます。

 そしてそのやり方が身についてくると、リスニング力もスピーキング
 力も急激に伸びていきます。早いスピードだと思った音声データにも、
 しっかりとついていけるようになってきますよ。

 あとは使える構文を少しずつ増やすことと、ボキャブラリの増強です。

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