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英語がやさしく話せるようになる2つのコツ
かねてより、むずかしく話す英語は止めて、自分の知っている簡単な単語を使いこなして、できるだけやさしく話そうと取り組んでいます。
今回はその中で、「なるほど、これだ!」と強く感じた2つのコツについて改めてご紹介します。
日本語の名詞を、英語では動詞で表現するコツ
英語は「動詞」、日本語は「名詞」と言われたりします。
それぞれの言語の特徴を一言で言うと、「英語は動詞で、日本語は名詞です」と言う意味です。英語を作る時には、その違いを頭に入れておくと便利です。
具体的な例を上げてみます。
例えば「残業」の場合。
すぐに overtime / overtime work や、
残業する work overtime を、思い出せればいいのですが‥。
ここでは、名詞の「残業」を動詞を使って考えて、
「残業」→ 「働く」+「遅くまで」→ working late
と表わしてその意味を伝えることができます。
もう一つの例、「出張」の場合。
「出張」→「旅行する」+「仕事で」→ travelling on business
と表わせば、その意味を正しく伝えることができます。
これは、英語の特徴をよく知って話す上での、とても大切なスキルです。
知らない単語を自分の表現に置き換えるコツ
英語の単語は、それこそ「星の数」ほどあります。
そしてまた、新しい英単語もどんどん生まれてきています。
それらを次々に覚えていくのはとても大変です。
それよりも、今自分が知っている英単語をフルに使えるようになることが、
重要になります。
ここではその方法を覚え、どんどん応用できるようにしていきましょう。
例えば、次のようなことを言いたいとします。
「そのことが、彼の疑惑を招いた。」
ここであなたが「疑惑」に相当する英単語を知らなければ、
「疑惑 ?? あぁ、何だたっけ。わからない。もうだめだ‥‥」となって、
思考停止の状態に陥ってしまいませんか ?
こんな時には、次のように発想しましょう!
「むずかしい単語」→「やさしい形容詞」+「やさしい名詞」
と考えて表現します。
むずかしい単語を子供にもわかるように説明する‥‥、
このような考え方でその表現を導き出すこと。
それがここでのもう一つの大事なコツとなります。
ですから、出て来ない単語「疑惑」を言い換えてみると、
「疑惑」→「悪い」+「印象」→ a bad impression
The matter gives him a bad impression.
となります。
「理屈を知って、それを応用していく」、これが上達の近道となります!
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