関係代名詞は使わず短い2文で話す
関係代名詞は主文の説明を補足するためのもので、2つの文をくっつける接着剤のような働きをする代名詞です。
例えば、次のような文。
Do you know who he is?
「Do you know」と言った時点で次は人を修飾するので、関係代名詞としては「who」にして、そして次は疑問形ではなくて肯定形にしなければいけなかったから・・・
と考えながら、本来の疑問形の「who is he」の「is he」を「he is」に直してから、つなげて話しています。
とても簡単な文ですが、こういう2つの要素がある文の場合は、頭の中でこのように文法上のことを瞬間的に考えながら、文を作っていました。
こういったやり方は、多くの日本人がやっているのではないかと思います。
試験で何度か使い方などを間違ったりしてからは、常に文法チェックの頭が裏側で働くようになっていました。
それによってテストの成績は上がっていったのですが、楽しく英会話をするときもその頭の使い方が染みついてしまっているのでした。
このように、いつも裏側で頭をフル回転させながら会話を続けていたら、疲れてしまうし会話の楽しさが半減してしまうと思い、積極的に関係代名詞は使わないことにしたのでした。(定石にようになっているものだけは使っています)
できるだけ簡単な文を素早く付け加える話し方で、リズム良く会話することを目標にしています。長い文を考えながらモタモタ話すよりは、シンプルな文で素早く話すということ。
上の例文は、2つの短い文に分けることができます。
幼稚とも思える文ですが、意味はしっかり伝わるのは同じです。
Who is he ? Do you know ?
この幼稚とも思えるシンプルな文で、素早く並べて話す方が、話の流れとしては良くなるように思います。
簡単な文で話すための例を、もう一つだけあげておきます。
That is the bus that goes to the station.
あれは駅へ行くバスです。
↓
That is the bus. It goes to the station.
あれはバスです。それは公園へ行きます。
以上はあくまでも私の考え方ですが、そのやり方でもう5年以上、オンラインレッスンでフリートークを楽しんでいます。
■関係代名詞について
■関係代名詞に縛られない話し方
■関係代名詞|制限用法と非制限用法の働きと違い
■疑問詞/関係代名詞|前置詞が必要な場合とは
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