基本文音読を取り組むときに大事な3つのこと(その4)

さて今回は、いよいよ3項の部分について、説明をしていきます。
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3.会話で使うようにする中で、少しずつ他の文を補強していくこと。
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100の基本文を使いこなせるようになると、少しずつ会話ができるようになっていきます。英語で話すことが楽しくなってくる反面、どうしてもうまく表現できなかった部分も出て来るようになります。

補足表現

基本レベルのことができるようになって、実際に会話をするようになった中から、次への新たなターゲットが自然に目の前に現れて来るんですね。

それが自分の会話力を伸ばす、次の取り組みへの絶好のトリガーとなっていきます。「次は何としてもこのような内容を伝えれるようになりたい・・」と。

その欲求が出て来たときが、その表現や文を覚えるためのとても良いタイミングになります。欲求があってこそ、新たな表現はスムーズに頭に入っていきますし、強く保持されるようにもなるからです。

 

文や補足表現を追加

私の場合、次のような文や表現がうまく伝えることができずに、あとから追加していったのでした。

Do you know whether he will come?
彼が来るかどうか、知っていますか?

I'm not sure if I can go.
行けるかどうか、わかりません。

You can tell me if you want.
私で良かったら相談にのりますよ。

If you like, you can join us.
もし良かったら、参加していいですよ。

If convenient for you, please extend the meeting.
あなたの都合が良いなら、会議を延期して下さい。

見たらわかりますが、実は通常の文に補足表現を付け加えたものになります。新しい文として覚えるのでも良いですが、覚えた文へ補足表現を追加しただけなので、要は補足表現を自分のものとして使いこなせるようになればいいわけです。

例えば次のような if 文なども。
 If anything, …   どちらかと言えば
 If possible, …    もし可能なら
 If time permits, … もし時間が許せば

あるいは、次のような補足表現など。
 ~ before …   … の前に
 ~ after …    … の後に
 ~ within …   … の中で
 ~ during …  … の期間に

さらには、
 in order to … … するために
 depend on … … によって
 due to …    … のせいで
 consist of …  ‥ から成る
なども。

これらの表現を並べて、順に覚えていくようなことをしても、必要なときにサッと引き出して使えるわけでもないし、すぐに記憶から消えてしまうものです。

実際の会話で必要性に直面したときに、集中してその表現をインプットし、使えるように取り組んでいくことが、とても大事だと思っています。

この頃は、一応会話することができるようになったものの、まだまだ使いこなせない表現も多かったので、補足表現を使いこなして表現の幅を広げようと取り組んだものでした。
(続く)


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