話す力の土台となった基本文の音読について

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ずいぶんいろいろな基本文を繰り返し取り組んだとのことでしたが、最初はどのようなものを、どのくらいの数だけ練習すれば良いのか、もう少し細かく具体的に教えてください。
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基本文の音読は、自分の話す力を養成する上で基礎部分の土台となったと書きました。そして、長い期間の中で、いろいろな基本文をやったと。

基本文

いろいろな基本文というのは、次のようなものとなります。
1.小学生英語(30の基本文)
2.中学1/2/3年英語(52の質問/返答文)
3.シンプルパターン英語(50の基本文と入れ替え熟語)
4.実践暗記構文(59の基本文)
5.基本構文105(105の基本文)
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このようにいくつもやったのは、気持ちをリフレッシュするために、毎年、いろいろな教材をやったということです。

それらを全てやる必要があったとか、使いこなせるようになっておく必要があったというわけではありません。

かなりの部分が重複しており、同じ文型となるものが多数ありました。

ただ、動詞や目的語、熟語の部分が異なっているというもので、これらは新たな基本文というものではなく、先にやったものの応用編という位置づけでした。

あとから振り返って考えてみると、結局、第1ステップは100くらいの基本文をピックアップして、取り組みを始めれば良いと思っています。

それを、繰り返し何度も何度も音読して、いつでもスッと言えるように進めたことが、自分の会話力養成の大きな一歩になったと感じています。おかげで、少しずつですが、1対1で話せるようになっていったのでした。

 

どんな100の基本文?

では、どのようなものから100の基本文を選べば良いのでしょうか?

それは相手と会話ができるようになるためのものである必要がありますが、最初の頃はよくわからないので、まずは良さそうな本を選び出し、その中に載っている基本文からやっていけばいいと思っています。

■お薦めの基本文:

いろんな学習本や基本文がありますが、私のお薦めは、
・小学生英語:基本構文
・シンプルパターン英会話
の2つです。

「小学生英語」の基本文はとてもシンプルで、わかりやすいものでした。また、「シンプルパターン英会話」の文は、とても実戦向きの表現が多く、日常会話でよく使うものが多かったと感じています。

これら2つの中から自分で選んだ100の基本文を使って、繰り返し音読練習をして、スムーズに使えるようにしていけば良いでしょう。

このことができてから、「単語(動詞や目的語)を入れ替えて話す練習」を繰り返し行います。慣れてきたら、瞬時に入れ替えて話すように練習します。これが「第2ステップ」です。

このくらいのことができるようになったら、簡単な日常会話はできるようになっているはずです。このレベルになったなら、いよいよ楽しく実戦的な練習をするため、オンライン英会話に取り組むようにするのが、レベルアップの近道になるでしょう。

そして、その100の基本文に、実際の会話の中で何度も必要となった文を、1つずつ追加していけば良いと考えています。私はそのようにして、自分の表現力を少しずつ伸ばしていきました。

最終的には、トータル200くらいの基本文を上手に使いこなせるようになることが、一つの目標ではないかと思います。このレベルになれば、1対1の会話で1時間くらいは十分話し続けることができるはずなので。

ここのあたりが「第3ステップ」になるかと思います。

ここからは基本文一つずつの繰り返し練習を発展させ、より実戦的な練習である「会話練習」に進むのが良いと思います。2~3回の会話のやり取りを一人二役で行う練習ですね。

ここの部分は、次の記事で説明していきたいと思います。


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