10) 初めて英語を話せるようになったベトナム体験まとめ
中高年の英語コンプレックス人間が、3ヶ月ちょっとのベトナム体験で、何度も挫折してきた英会話ができるようになりました。
そのおかげで、当時はそれまで日本しか見えなかった目が、まるで世界に向けて開かれたような感じがしたものでした。
その後、英語の会話だけではなく、海外ホテルの宿泊予約やツアー、航空券の予約なども全て英文メールで、自分でできるようになりました。(その頃は、楽天トラベルやネット予約ができなかった)
今までのコンプレックスはあっと言う間に吹き飛んで、海外関係のいろんなことに対して、英語を通じてチャレンジできるようになったのです。
そのことは、自分にとって大きなきっかけとなり、一人で海外へ移動するなど、よりアクティブなことができるようになっていきました。
ベトナムでやったこと
ベトナムで英語が話せるようにと、力を入れてやったことはいままでの記事に書いてきましたが、ここで再度重要ポイントをまとめてみると、次の5つになります。
1.よく使う基本文だけを覚える
2.まず、SVO/SVCのシンプルな文で話す
3.1呼吸置いて、補足文/句を話す
4.単語と目的語はセットで覚える
(話し言葉を覚え、書き言葉はあと回し)
5.最低限の決まり文句はそのまま暗記
つまり、
① 重要基本文とフレーズは「暗記」
② できるだけ「シンプルに話す」
この2つに尽きると思っています。
英語を話すときは、考えながら文を組み立
てて話していきますが、上のように取り組むことで、
・文を組み立てるときの「考える」という作業の負担が軽くなる
・話し方がシンプルなので、混乱してパニックになることがない
↓
このような話し方をすることにより、
・言いたいことの70~80%は伝えれるようになった
・会話が続くようになった
その結果として、30分以上、1対1で話せるようになったのでした。
最初の頃は、5分くらい自己紹介的な内容を話したあとは会話が続かずに、
「な、何を話そう・・」
「ど、どう、言えばいいの・・」
というような感じで、頭の中が固まっていたものですが、
日本人クラブと日曜オープンカフェレッスンをやったおかげで、知らず知らずのうちに会話力がついてきていたのでした。
初めの頃の英語に対する願望は、とにかくカタコト英語で海外で必要な「ホテル対応」、「移動時の対応」、「買い物対応」ができればいいと思っていた程度だったのですが・・。
たったの3ヶ月ちょっと、
「相手と話したい!」
「どう言えばいい?」
「事前に、会話文を組み立てよう」
「会話を実践」
「言いたいことが通じて喜び/通じなくて学習意欲倍加」
「感情伴っての反省、復習で強烈に記憶」
↓
繰り返し
以上のサイクルを毎日、毎週繰り返す事によって、急速に会話力が伸びていったのだと思っています。
自分で英文を作ることの大事さ
自分で作った英文で話しかけて、相手に通じたものは強く記憶に焼き付けられて、次からはスラスラと口をついて出てくるようになりました。
また、相手に通じてうれしいとか楽しいという感情を感じた体験は、自分の心に少しずつ英語に対する自信を作り上げていってくれたのです。
このような英語に関する体験が、その後の人生に大きく影響し、さまざまな貴重な体験と充実感を感じることができる機会へと、つながっていったのでした。
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