頭を素早く英語モードに切り換える取組み
10年前になりますが、オンライン英会話を始めた頃は、頭がすぐに英語モードにならないとよく悩んだものです。
今はそんなことはまったくなくなりました。
10年以上、英会話レッスンのスタート会話を繰り返しているので、講師からコールがあってskypeを接続しレッスンがスタートすると、シームレスに頭が英語モードに切り換わるようになりました。
オンライン英会話のレッスン以外で、英語を長い時間話したり考えたりすることはほとんどありませんが、隙間時間にできるだけ英語で考えるようにしたおかげと、週2回のレッスンを10年も続けてきたおかげだと思っています。
とにかく自分にとって、大きな効果があったなと感じています。
今思いなおすと、以前、すぐに頭が英語モードにならないと悩んでいたころは、次のような内容のことを書いていました。
ーーここからーーーーーーーーーーーー
あるとき海外へ出張に行くため、バスに乗って成田空港に移動していたときのこと。ターミナル2に到着する少し前、突然、横に座っていた欧米人が声を掛けてきたのです。
「デルタ航空はどこでバスを降りたら良いですか?」と。
突然なので、頭が瞬間的には英語モードに切り換わらず、うまく答えることができませんでした。「エーー」とうなりながら「Next」とだけ答えたように思います。
半ばパニック状態で何とか片言で対応したけど・・という状態。あとで心が落ち着いたときには、無性にくやしかったのを覚えています。英語勉強続けているのに・・・と。
不思議なのは、リスニングは何も抵抗なく聞き取れたことです。ところが話す方は、リスニングとは違ってすぐには頭が回り出さないです。
また、オンライン英会話をやるときも、事前に音読をやったりして頭をアイドリング状態にしておかないと、スタートでの頭や口の回転が上がっていきません。
スピーキングは頭が「英語モード」に切り換わらないと、スムーズにできないのだということを、改めて意識したのでした。
従って、どうやって瞬間的に頭を英語モードにするのかということが、今一番の大きな課題です。
ーーここまでーーーーーーーーーーーー
そのようなことがあって、自分なりにいろいろなやり方を考え、訓練を続けてきました。
英語モードに素早く切換える訓練
「1日に何度も英語モードに切り換える訓練をする」
頭を英語モードに切り替えるスイッチ動作を早くするためには、
「1日に何度もその作業を繰り返し、慣れること」
として、その練習を毎日やってみることにしました。
「少ないと感じる程度の学習量を、何度も繰り返す」⇒「習慣化させる」⇒「英語モード切換えの瞬間スイッチ化」です。
まずすぐにできることをやるとして、1日のわずかなすき間時間を利用して、何度も英語のプチ学習をしよう・・としたのでした。
1)朝ウォーキングで5分間SIM英語をリスニング
2)通勤途上の車中で5分間シャドーイング
3)帰宅後、NHKの英語ニュースを5分間リスニング
4)オンライン英会話前30分間、復習と予習
5)オンライン英会話レッスン25分(週2回)
6)お風呂で5分間、英作文練習
7)その他、種々の待ち時間で英作文練習5分間
というように、すき間時間を最大限利用して、こまめに何度も頭を英語モードに切換える練習を続けました。
このように、英語モードにすることを頻繁に繰り返すことは、すごく効果があったと思っています。
以前、英語モードになかなか移れなかったときは、洋画を見たときに英語の声が聞こえてきたときは、何かわからない言語が話されているというような感じで聞いていました。
しかし、シームレスに英語モードに移れるようになってからは、英語の音声が聞こえてきたときは、すぐに単語や英文が聞こえてくるようになりました。
聞こえた音声に対応した英語の文章が、頭の中に浮かんでくるのです。頭がすでに、日本語との同時処理モードになっているからだと思います。
ただ残念なのは、どのくらい切換え訓練を続けたら、瞬間切換えができるようになったのか、その期間を正確に把握していないことです。
おそらく、やり始めてから6ヶ月~1年くらいのあたりだと思うのですが・・、練習を長くするようになってからは、あまり頭が英語モードに切り換わらなくて・・という、問題が出てこなくなったため(解決したため)、意識しなくなったからです。
>Blog Top
a:2853 t:1 y:0