英作文力を鍛えるために行った4つの行動
長年英会話に取り組んできて1番大事だと思うことは、いかにして「英作文力」を鍛えるか。
初級レベルの人は、うまく話せるようになるために。
そして、中級レベルの人は、より適切な表現でさらにスムーズに話せるようになるため、鍛える必要があります。
初級も中級も、やり方としては同じ。
ただその内容のレベルが違うだけです。
ネイティブの友人が近くにいて、いつも会話ができたらいいのですが、そうはいかないほとんどの日本人とその環境。
結局、あれこれ考えた結論は、
「オンライン英会話レッスンで実戦練習を重ねる」
・・でした。
駅前留学は・・
駅前留学なども、直接対面してリアルな雰囲気の中で会話ができるのでいいのですが、どうしてもマンツーマンではなくてグループ学習が多く、話す回数が少なくなりがちなので、最良案としてはパスしました。
あくまでも、100%を自分で考え自分が多くを話せるレッスンとしたかったので、「オンライン英会話」を選んだのでした。
ただそのやり方がよくないと、だんだん雰囲気には慣れていくけれど、会話力はあまり伸びていきません。
やはり、しっかり自身の作文力を鍛えるような、伸ばすようなレッスンのやり方をする必要があります。
私がやったことは、誰もが「なーんだ!」と思うような普通のやり方ですが、そのやり方を長く続けたなら、間違いなく会話力はアップしていきます。
自分の力だけで英文を作る回数が増えるので。
続けてきた4つの行動
さてその内容ですが、帰国してせっかく得られた会話力を低下させないようにするため、そしてさらに伸ばしていくため行った私の行動は、次の4つでした。
①日常的に英語で話せる場を作る(⇒オンライン英会話)
・実戦の場から離れない
・実戦を通じて学習したことは「忘れない」
・無理なくできて続けられるやり方(お薦めは週2回)
②実戦に向けて話すネタ(文章)を準備する
★重要なのは必ず自分で考えて作ること
・3~5つの文やネタを用意しておく
・自分のことを説明する文と、相手に尋ねる文がセット
〈例〉
私はたいてい家族と一緒に食べます。
I usually have dinner with my family.
→あなたは夕食をいつも家族と食べますか?
Do you always have dinner with your family?
③実戦でトライ
・話して通じるかどうか、試してみる
・自分が作った文をチェックしてもらう
・間違った部分を指摘してもらう
(わからなくても、理由を説明してもらう)
④メモをする(ノートへ)
・うまくできなかったこと、指摘されたことを必ず記録
・このメモノートがすごく貴重になります
・復習する(言えなかった単語・文、悪かった発音修正など)
・復習の回数が、使いこなせるようになるかどうかのカギ
①の実戦に向けて、話す文を作るという学習の流れ、そして実戦トライ、ノートに書いて覚え復習し、より強く記憶に刻むというやり方。
これを、しっかり週に2回、そして毎週毎月、このサイクルを回すようにしていきます。
学習量について
すこしもの足りないくらいだと思うでしょうが、自分のやる気が変化することと、長期間続けていくことを考えると、もの足りないくらいがちょうど良いのです。
やる気のあるときは、プラスアルファをやればいいし、レベルダウンしているときは、この2回だけは必ず続けるということです。
私の場合、ここだけはお金がかかっているので、よほどのことがない限り必ず行いました。急用でレッスンできなかったのは、せいぜい1年に0~2度程度でした。
誰でも思うような全然普通のやり方ですが、レッスン前のネタ作文と確実な内容のメモ取りは、意外とできていない人も多いのではないでしょうか。
ですが、この作業が作文力の鍛錬には非常に大事なのです!
やるとやらないでは、大きな差がつくのは間違いありません。
少しずつ試してみてはいかがでしょうか。
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