最短で話せるようになるため、やらないと決めたこと5

さて、英語学習において最短で話せるようになるため、学習対象の絞り込みをやっていて、4回目の今回は「発音」と「文法」について書いていきます。

まず結論を言うと、
まとめての発音練習はやらない
文法に絞り込んでの学習はしない
でした。

発音

どちらも正しくスムーズに話せるようになるために大事な部分だとは思うのですが、話せるようになるための階段の1ステップとして、ある期間集中して発音練習だけ、文法学習だけというように取り組むことはしたくなかったからです。

英語を話すために必要な知識を1ステップ、1ステップ登っていき、あるところまで到達できたら初めてスピーキングの練習をするというような、悠長な気持ちにはなれなかったからです。

少しくらい通じなくても、少しくらい間違っても、すぐに、少しでも話せるようになりたいという気持ちで一杯だったからです。

中高年で英語学習を再開して、ほとんどすぐに海外へ移動したため、すぐに話せるようになる必要があったからでした。

発音と文法はある程度学生時代に勉強していたので、しばらくの間はあと回しに。入門や初級レベルであれば、当分の間は中学1・2年のレベルで十分だと思ったからでした。

まずは、話す!
発音と文法は、走りながら、必要があるときに修正する!

と、決めたのでした。

あとで振り返ると、そのような取り組みで十分だったなと感じています。また、そんな進め方をして、あとで後悔させられるようなことは、一度もありませんでした。

 

「発音」では、

th」では下に上の歯を載せて「ス」と発音、
ve」では下唇に上の歯を載せて「ヴ」と発音、

そして走りながら1度だけ、
相手に「l」と「r」の発音の違いを教えてもらい、
その後はそれを意識しながら実践を続けたという程度でした。

r」の発音は、今でも舌を口の中の空中でうしろ側に丸めて、
「ゥラ‥」のように話し始める・・と意識しています。

日本人にとってはやはり少しむずかしいので。
(ここを気にするのは、あるレベルになってからで良いと思います)

でも、初級の頃はほとんど意識していませんでした。
そんな発音で押し通していて、さほど発音で苦労したという記憶はありません。

よくやっていたのは、英語のCDを聞いたり、英語字幕で映画を見たときに、集中して文字と聞こえる音を対比するようなことをしていました。

これが結構効果があったなとあとから考えているのですが、年を追うごとに自然に発音は矯正されていったように思います。

以上のような程度の取り組みですが、長ーく続けた結果、
「あなたは発音がきれいですね。」
「とてもわかり易いです。」
と言われるようになりました。

発音は走りながら必要なときにでOK
そして、英文字とネイティブの発声を注意して聞く

つまり、洋画を英字幕にして集中して聞きながら楽しむことを、コーヒーブレーク代わりに取り入れたらどうでしょうか。

「文法」では、

英文法

TOEICも単に自分の実力試しという意味で、5回ほどチャレンジしましたが、そのために集中して文法を学習したということはありません。

ネイティブとの会話中に、時制を間違って聞き直されたことは何度かありますが、文法に力を入れて勉強しなかったため苦労した、ということもほとんどないと思います。

やっていたのは、追加で覚えたい表現や文が出てきたら、そのときにその文の作り方(構文)をしっかり覚えるようにしていたというだけ。

もちろん文法の学習が必要ではないというわけではなく、自分の場合は中学で英語は好きな科目だったので、学習したことは比較的頭の中に残っていたからです。

初級レベルでは、中学レベルの文法がそれなりに理解できていたら、まずはよしと考えていました。

まとめ

・単語学習はやらない。
・テキストは1冊にする。
・言い回しが複数あっても覚えるのは一つだけ。
・発音練習はしない。
・文法だけの学習もしない。

として、学習対象を限定して、通常の1/3、1/4に絞り込み、実践をしながら微調整をするという進め方をしてきました。

おかげで、海外で話すチャンスも多かったことから、半年で30分はマンツーマンで話せるようになったと思います。

もちろん、緊張しながら頭の中はフル稼働の80%くらいの負荷率という状態でしたが。

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