最短で話せるようになるため、やらないと決めたこと2
一番最初にやらないと決めたことは、「単語の暗記」でした。
その理由は、単語の暗記だけに集中して学習しても、まったく会話力が上がったような気がしなかったというのが、その理由でした。
最初の頃、英語学習ではいろんなことを覚えなければならないと感じていたので、単語を覚えることは英語の下地作りだと、かなりの期間を英単語学習に時間を割いてきていました。
単語だけを、ジャンルを絞らずに次から次へと暗記していっても、
「覚えにくい」「すぐに忘れる」「必要なとき出てこない」
となって、何か学習の仕方が間違っているのでは・・と考えるようになりました。
また、あまり単語暗記の恩恵を受けたというような経験もなく、暗記した数が増えていくにつれて、今度は覚えた単語を忘れないようにすることだけで、英語学習へのエネルギーのほとんどを使ってしまうような状態でした。
覚えた単語は少しずつ増えていきますが、まだまだあまりにもたくさんの知らない単語があり、いつになったら会話の練習ができるんだろう・・とあせりの気持ちが起こってきていたのも事実です。
グロービッシュ英語術
そういうときにグロービッシュ英語術という本の情報を知ったのでした。
グロービッシュでは必要な単語は3000語。
それをうまく使いこなせるようになれば良い。
ロングマンやオックスフォードの辞書は、全ての単語を簡単な3000の単語を使って説明していると。
単語をどんどん覚えて増やしていくのではなく、知っている3000語を
うまく上手に使いこなせれば良い・・との方針を知って、なるほどと手をたたいて、単語を覚えることだけに焦点を合わせた学習は止めることにしたのでした。
膨大なエネルギーを使ってきた単語学習を、途中で断念するということは、自分にとっては本当に画期的な決断でした。
最近の不明単語は‥
やらないと言っても、まったくやらないというのではなく、その都度出てきた不明な単語はすぐにノートに控えてチェックはしていきます。あらためて単語学習のためだけの勉強はしないということです。
以後は、会話や会話学習の中で出てきたわからない単語があれば、すぐ相手にその単語の意味を尋ねるようになりました。
I can't understand the meaning of the word.
What does the word mean ?
単語の意味を教えてもらうのも、会話の中の一つの話題としたのです。
会話などの中で出てきた知らない単語は、そのときのシーンやイメージとリンクさせながら、覚えるようにするのが良いとも思っています。
おかげで、単語学習に向けた時間は、すべて会話のための準備や会話練習に向けることができるようになり、学習の重心がより話すこと側へシフトしていきました。
これが自分の英語学習に対する考え方の、大きな一つの転換点になったと感じています。
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