より自然に話せるようになるための練習について
英語を話すようになって10年以上経ち、日常会話はスムーズに話せるようになったのですが、何かここのところ頭打ちになっているような気がしています。
もう少し、あらたまって「英語で話す」という感じではなくて、次々と思いつくことを相手に話していく、つまりリラックスして雑談するというレベルにはあと少しのような感じかな・・と。(最近はレッスン英会話がほとんどなので)
もっともっと話すことに慣れて、さらに自然に話すことができるようになりたいなと、考えているのです。普段のくつろいだ世間話のような感じで。
英語が話せると言っても海外にいるのではないので、せいぜい週に2~3回で、それぞれ30分程度話すだけという今の状況では、どんどん上達するというレベルにはまったく足りないと感じています。
日本の地方に住んでいる現在の状況では、これ以上はなかなかむずかしいのかも知れません。以前のように、もっと何度も、そして長く海外に行くような機会を作れれば良いのですが。コロナが流行したあとでは、なかなかハードルが高くなってしまいました。
中国で3年半居住時の体験と比較
それで、別の面から考えてみることにしました。
中国に3年半住んでいたのですが、そのときは中国語で自然に雑談ができるようなレベルになっていました。最初はまったく意味がわからず、これでは話せるようになるのはまったく無理だ・・と感じていたにも関わらずです。
そこで、中国語を学習していたときと今の英語学習とを比べて、何が足りないのかを改めて考えてみました。ネイティブとの実戦が、圧倒的に不足しているというのは初めからわかっているのですが、もう少し細かく具体的に・・。
・現地の友人達とレストランや喫茶店へ行って、長い時間、雑談をしていた
・日本語モードにしない時間が、英語学習の中ではすごく短い(中国では長かった)
・1日に頭を英語モードにする回数が少ない(中国ではすごく多かった)
・毎日、中国語を使っていた
中国に住んでいるときは、中国の友人と何時間も雑談をすることが多かったのですが、ずっと日本語を使わないで頭の中の状態を中国語モードのままで長時間いることに、慣れていったように思います。
その結果、いちいち頭の中で文を組み立てて話すという感覚はなくなり、思っていることを次々に中国語で話かけていくというようになっていきました。
一方、日本での英語学習では英語で長い時間、雑談するようなことはありません。
オンライン英会話レッスンで、せいぜい25分間、フリートークをするというくらいで、それが終わるとまた全ての時間が日本語モードに戻ってしまいます。
ここに大きな違いがあるような気がします。
一切日本語を使わないで(日本語で考えることもしないで)、英語だけで長時間雑談を続けることに慣れる・・という部分が不足していると。
長期間海外滞在が上達の条件?
中国語で長い時間雑談ができるようになれたのは、中国に何年も滞在していたからですが、長く滞在していれば誰でもスラスラと話せるようになるわけではありません。
中国の会社内には日本人スタッフが10人ほどいましたが、その中で中国語が話せると言えるレベルになったのは、私とあと一人だけでした。
中国人の友人を持ち、仕事が終わってからや日曜の休日に、現地の友人といつも一緒に過ごしていたものだけが、スラスラと話せるようになっていったのです。
このことからわかることは、ローカルの友人がいていつも中国語を教えてもらい、そのことを含めていつも中国語を使っていたことが、上達の条件だったように思います。
もっともっと友人とうまく意思疎通ができるようになりたいといつも感じていて、毎日中国語に向き合っていたことが、長時間雑談が話せるようになることにつながっていったように感じています。
それらのことを、今後の英語学習に当てはめてみると、
・休日などに長い時間、連続で、英語で世間話や雑談をする
・その間は、日本語は思考も含めて一切使わないようにする
hanasoでは1レッスンは25分なので、長時間はむずかしいため、現時点ですぐにできるやり方としては、2レッスンをくっつけて50分間フルに雑談をするということ。
→ 「リラックスして長時間、日常会話や雑談を行う」という練習をトライすることに
(7月23日の夜に50分間、2レッスン続けてのフリートーク)
→ 毎日、何かしかの話題について、英語で話す練習を行う
(英文日記など、もう少しやり方を考えることにしました)
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