気持ちを伝えてあと一歩親しく話そう!
最近、フリートークのときに相手が短時間で親近感を持って話してくれるようになりました。
オンラインレッスンに慣れている先生は、その辺はとても上手ですが、講師をやり始めて間もない人の場合でも、あることに注意して会話をしていると、あっと言う間に親しい感じで話してくれるようになります。
もともとフィリピン人の講師は、とてもフレンドリーな人が多いので、あまり気を使わなくても、すぐにそれなりに楽しい雰囲気で会話ができるようにはなるのですが。
その「あること」とは何か?
わかるでしょうか?
ヒントは、
・自分がどのような人となら会話をし易いか・・
・どのような会話をすると、リラックスして話すことができるようになるか‥‥です。
何かと言うと、「一言、自分の気持ちをプラスして話す」です。
親近感を醸成する気持ち伝える一言
基本的な文章のやりとりだけでも会話は問題ないのですが、人というものは感情があります。その状況によっては身構えてしまったり、あるいはにこやかにリラックスして話し始めたりもするものです。
なので、こちらの方から通常の文に、相手に対して暖かい感情を表すような、ちょっとした一言を添えて話すだけで、相手は安心して親近感をもって話してくれるようになります。
例えばちょっと違う例ですが、タクシーに乗ったときに、
「〇〇ホテルまでお願いします」
と行き先だけを告げたときは、
「わかりました」
と返事してもらうくらいで、会話は終了です。
しかし、
「〇〇ホテルまでお願いします」
「今日はいいお天気ですね!」←
(The weather is nice today.)
と一言添えた場合は、
「わかりました」
だけでなく、
「昨日まではずっと雨が降っていたんですよ」
とか、
「やっといい天気になりました」
など、
相手もこちらの気持ちを伝える一言に対して、少し親近感を感じて
軽い一言を返してくれるようになります。(もち論、話さない人もいますが)
道を教えてくれた人に対しては、
「Thanks.」
だけではなく、
「That was a big help.」
とても助かりました。
の一言を。
友人の誘いを断るときは、
「I'm sorry.」
だけではなく、
「Please invite me next time.」
また今度、誘って下さい。
の一言を添えましょう。
相手の側に立って考えてみたら、良くわかるのではないでしょうか。
ちょっとした部分を褒める
なので私は、新しい講師の人のときには特に、相手のちょっとした
良い部分を見つけて、それを褒めるようにしています。
「そのTシャツ、かっこ良いですね!」(私の定番です!)
「あなたのスマイルはとてもいいですね!」
「そのメガネとてもいいけど、どこで買ったの?」
「とてもいい趣味をもってますね!」
「わたしもやってみたいなぁ!」
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あまりにも見え透いたお世辞はやめた方が良いと思いますが、
ちょっとした部分を少しだけ褒めるのは、
「私はあなたに敵意はありません!」
「あなたと話せるのがうれしい!」
という気持ちを、相手に示していることになります。
上手に一言こちらの気持ちを伝えることで、相手との距離は近づい
ていきますので、楽しい会話をする上ではとても大事なことだと思
っています。
さあ、いろいろと自分の手持ちストックをあらかじめ用意しておき、それを会話のときに利用するというのはどうでしょうか。
You have a wonderful job.
素晴らしい職業ですね。
Your hair style is so cool.
髪型がとてもかっこいいね!
I like your shoes.
あなたの靴、素敵ですね。
Your wife is lovely.
素敵な奥さんですね。
What a cute cat.
かわいい猫ですね。
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