英会話は体験学習がベストで最大の効果

中高年になってから英語学習を再開したのですが、その間、中国語も併せて学習し、今では英会話に加えて中国語の会話もできるようになりました。

英語は15年間学習し今でも継続中。中国語は5年間学習を行って、ここ最近はほとんど使っていません。

しかし自分の自信としては、中国語の方が英語よりもより会話レベルが高いと思っています。

その差はどこから来ているかというと、中国語は期間は短いですが、現地で毎日密度の高い会話実戦があったので、その体験部分が大きくレベルアップに影響していると思っています。

具体的に言うと、1日5回ほど、合計時間にすると2時間くらいは中国語を使っていました。そして日曜には、人と話している時間の50%以上は中国語を使っていたと思います。

english conversation

・集中して/密度高く
・実際の人を相手にして
・感情/体験を重ねながら
・この文を話したいという具体的要求に基づき学習

このようなやり方の中で覚えることができたので、単に記憶したという覚え方ではなくて、感情と体験が言葉とリンクする形で覚えているため、あるシチュエーションに遭遇すると、自然に口から文章が出てくるという状態になっています。

この「感情」と「体験」というものが、いかに言語学習にとって重要なのかということを、身体で覚えたと感じています。

 
これらのことを英語で考えてみると、勉強法についてすぐに感じることは、机の上だけで「覚える」という作業を繰り返すだけでは、いつまで経ってもレベルが上がらないということです。

少し時間が経過したらすぐにあやふやな記憶に変わり、さらに時間が経過すると完全に消えてしまうということです。残るのは、細切れの断片と覚えていたことがあるという記憶だけ。

苦労して覚えたわりには、残らない、身に付かない・・なんですね。

このような学習方法をとっている方は、今すぐ改めるべきだと思います。注いだ努力がほとんど無駄になってしまう確率が高いので。

それではどのようなやり方をすべきなのでしょうか?

いつもそのことを考えているのですが、都会と外国人接触環境の違う地方では、なかなかネイティブと話すようなチャンスはありません。まったく無いといっても良いくらい。

すると、自分から求めて機会を作っていくしかありません。

中国から戻ってきて、また英語に力を入れようと思った最初の頃は、ネイティブの家庭教師を探しました。もちろんネットの紹介サイトを使ってです。

でも、あちこちの市に散らばっていて、数も多くはありません。幸い住んでいる市内に一人だけいたので、すぐに申込書を書いて出したのでした。

ところが残念なことに、1ヶ月弱でカナダに帰ってしまうとわかって、NGとなってしまったのです。

大きな都市には英語喫茶なののようなところがあって、少しだけ行動すればネイティブと接触するチャンスがありますが、自分の住んでいるところは皆目ありません。

なので、じっくりネイティブの家庭教師が登録されるのを待つか、駅前留学みたいなことをするか、モルモン教の教会に行くかしかありません。

何か決定的なこと、仕事を替えるとか、住むところを変えるとか・・しないと、大きく変えることはできないようです。

せいぜい海外旅行を計画して、それまではオンライン英会話をしてフィリピン人の講師の方とレッスンをしながら、わずかずつでもレベルアップを図るしかありません。

そうこうして、もう6年近くになってきました。

というわけで、最近、英語で話し相手になってくれるAIロボットが、確か11万円くらいで販売されたという記事を見て、とても興味が湧いています。

学習機能があるというので・・。
Blog Top 

a:3411 t:1 y:0

コメント


認証コード5764

コメントは管理者の承認後に表示されます。