英会話力が飛躍的にアップする訓練方法(3)
いつも頭の中で英語で考える習慣を定着させることができれば、会話力を飛躍的にアップできると想像できるのですが、やはりやってみたら・・
「本当にむずかしい!」
の一言です。
何がむずかしいのかというと、英語で考えるということは、今の自分にとってはまだ少し努力を強いられるということになり、我慢して続けるということになるので楽しくないのです。それで、「つい・・」となって休んでしまうんですね。
やはり、ネイティブの異性の相手がいて、どうしてもコミュニケーションを図りたいという状況の中で、半ば楽しみながら、少しずつ表現を学習しながら試すことを繰り返して上達していくのが一番だと、強く強く思うのです。
以前、中国語を学習したときは、まさにそのようなシチュエーションの中で勉強したので、苦しいとはまったく感じませんでした。異性とのコミュニケーションを成立させたりスムーズに会話するために、必然のこととして中国語を勉強していたからだと思っています。
しかし、今の日本のこの場所で、簡単にそのようなシチュエーションは作り出せないので、何とか別のやり方を考えて、続けていけるようにしたいと考えています。
一つ、あるアイデアが浮かんできたので、今それを実験しているところです。
まるまる完全な英文を完成させながら考えをまとめていく作業は、短い時間ならさほど問題ないのですが、少し長い時間になるとそれなりにエネルギーが必要で、続けるのには努力が必要です。(むしろそこに相手がいて質問をぶつけたり、相手の質問に答えることの方が楽なように感じます)
そこで、もう少し気楽にできるようにと、「手抜きをして」、「もっと気楽に」、「続け易いように」することを考えたのです。
それは、「完全な文を毎回作る」のではなく、「断片英語でトライ」でOKとしたのです。
具体的には、「結論=主語+述語」の部分だけを言うというものです。それ以外は基本的に言わなくて良いことにしました。もちろん、結論を考えたあとで、フッと補足部分が出てくることは多々ありますので、そのときは、その部分も追加で考え(つぶやく)ます。
名詞句や副詞句、あるいは副詞節などの補足部分は、自然に任せるということ。自分から積極的に作りにいかないということにしたのです。
例:
She is talking /on the phone /now. 彼女は今電話中です。
→She is talking まで言うだけ。
on the phone や now は言わない。フッとすぐに浮かんだときだけ言う。
She always wears perfume. 彼女はいつも香水をつけている。
→She wears か She wears perfume まで言う。
always はフッと浮かんだときだけ言う。
He is making a dog house. 彼は犬小屋を作っている。
→He is making までを言って、a dog house は言わない。
(言わない‥ようにすると、逆にいつも浮かんでくるので言ってしまいます)
I left my umbrella /on the train. 私は電車の中に傘を忘れました。
→I left まで言うか I left my umbrella まで言う。
最初の頃は、こだわって I left までしか言わなかった。
しかし、I left my umbrella まで言うのが自然だと思うので、
今はそのようにしています。
このやり方だと、かなり負担が軽減されて、ずい分気楽にできるようになりました。目的としている効果は大きく後退するかも知れませんが、「続けることで習慣化」という部分を当面の優先事項と考えて、もうしばらくこのやり方で続けることにしました。
いろいろともがきながらでも続けることで、いつかは習慣化させたいなと、強く思っている今日この頃です。
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