英語話せない人が最短で話せるようになる学習方法
英語を話すようになってもう15年以上経ちますが、もしも話せなかった頃の自分に最短で話せるようになるやり方をアドバイスするとしたら、どんなやり方を薦めることになるのでしょうか。あらためて、考えてみました。
いろんな優れた英語の本や教材があり、ずい分いろいろと取り組みましたが、振り返ってみて思うのは、
1)日常会話は簡単な文でやり取りするので、やさしい内容のテキストが良い。
2)使うテキストは、これはと思う1冊に絞って集中学習するのが良い。
3)日常会話でよく出てくる基本文を中心に、学習を進めるのが良い。
4)日常会話でよく話す話題の会話例文を、セットで覚え使えるようにする。
5)単語や文法は、会話練習をする中で少しずつ補充していくようにする。
というあたりが、そのポイントだなと今は感じています。
一言でわかり易く言えば、中学1・2年の内容をしっかり身に付けて、使いこなせるレベルまで繰り返しインプットすることが、一番最初に取り組むべきことと感じています。
今の自分が推奨する1冊
ここで、アドバイスをするという書き方だと、表現の方向がやりにくいので、
「今の自分だったらこんなやり方で、最短で話せるよう取り組む」
という方向より、書いていくことにします。
具体的に書くと、1番最初のテキストとしては
「独習3時間!少し話せる人の英会話練習帳 (アスカカルチャー) 」
を推奨したいと思います。
この本を選んだ理由は、
日常会話によく出てくるような、とても良い会話例が多数載せられている
からです。
まず最初は、この本を使ってしっかりと復習して、最低限の文法と重要センテンスを頭の中にしっかりとたたき込みます。一度は習っていることなので、それほど苦労はしないと思います。
本のキャッチコピーは「独習3時間」と書かれていますが、3時間ではちょっと無理ではないかと思うので、まずは10時間くらいかけてしっかり復習します。ここの内容は、中学1・2年の英語を復習するのに近い内容になっています。
違うのは、英語を知らない人にわかり易く説明していく中学英語に対して、「独習3時間」の本は、中学英語を習ったことのある人が、英語が話せるようになるためのポイントを示しながら、復習をさせていくというような内容になっていることです。
ここまでは、中学英語を復習するという普通の内容です。
とても大事な部分
そしてここからが、早く話せるようになるためにとても大事な部分となります。
中に載っている15の話題の会話例ですが、とてもよく使う表現ばかりでうまく会話がまとめられているので、これを全て暗記します。そして、いつでもスラスラと言えるようにするのが大事な一歩です。
私はこのことが、最短で話せるようになるためには、とても大事なことだと考えています。
続きはこのあとの記事で・・としますが、ここでその本について若干説明をしておきたいと思います。とても残念なのですが、この本はすでに廃刊となっているようなのです。調べてみたら、もう中古本でしか手に入らないようです。
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■書籍名:
独習3時間!少し話せる人の英会話練習帳 (アスカカルチャー)
単行本 – 2002/3/1 森田 太郎 (著)
1人で簡単にやりなおし!まるで英語の授業を受けてるような自然な流れで基礎から応用まで学べます。文法の復習からよく使われる単語まで、幅広く チャートで学べます。この1冊で大切な文法はらくらくマスター!!
【明日香出版社】
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従って、この本に載っていた15の話題と会話例についてですが、自分なりにアレンジしたものを使って、次回説明していきたいと思います。
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