話せるようになる最短の学習方法とその順序
英語を話せるようになるのは、日本人にとってとても大変なことだと思います。ほとんどの人は 10年以上英語の学習を続けていますが、話せるようになる人はとても少ないというのが現実です。
長い期間英語学習をしているのに、なぜ話せるようにならないのでしょうか。
それは、
1: 話せるようになる最短の学習順序を知らない
2: 頭の中で文を作りながら話す練習をしていない
つまるところ、この2つが話せるようにならない原因だと私は考えています。
そして1項の部分では、二つのポイントがあるように思います。
① 当面やるべき部分を絞り込み、それ以外はすべて後回し
② 最短の学習順序を理解し、実行する
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1: 話せるようになる最短の学習順序を知らない
① 当面やるべき部分を絞り込み、それ以外はすべて後回し
② 最短の学習順序を理解し、実行する
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実は、この部分については、前回のブログに投稿した記事の内容と同じです。
初級から前半の英会話レベルを目指すならば、実際に学習するべき対象は、次の7つの要素となるのです。
①「SVO文」 を話せるように練習する
②「5W1H」 を話せるように練習する
③「時」 の表現を補足する練習を行う
④「場所」 の表現を補足する練習を行う
⑤「副詞」 を使えるように練習する
⑥「接続詞」 を使えるように練習する
⑦「不定詞」 と 「動名詞」 を使いこなす
(参考>英文作成:早見表)
その結果、
①「SVO文」、②「5W1H」を使えることで
初級会話ができるようになり、
③「時」、④「場所」、⑤「副詞」、⑥「接続詞」、⑦「不定詞」 「動名詞」
を使えるようになることで、
中級レベルにステップアップしていことができます。
あとは、
2: 頭の中で文を作りながら話す練習をしていない
に対して、繰り返し何度も練習するだけなのです。
このことをあきらめずに取り組み続けるならば、必ず短い期間で話せるようになります。
私は中高年になってから英語学習を再開したので、とにかく相手に伝えたいことだけを、会う前に学習するということを繰り返していました。
その結果、3カ月後には1対1で30分以上、英語で会話することができるようになったのです。
その過程を振り返ると、
・本当に必要な部分だけを学習した
・最初の頃は結論だけ話し、その後少しずつ表現を追加
・毎回学習したものを使って、実際にスピーキングした
ということが、そのポイントでした。
つまり、上に上げた7つの要素を、順に集中して学習しながら使えるように取り組んでいったということです。
今回の内容としてはここまでです。
あとは、さらなる会話力のアップを目指す場合に取り組む必要があるのは、次の二つになります。
・頭出し(構文+主語をすばやく選択する)
・語彙増(使える「動詞+目的語」を増やす)
この部分については、次の記事で書いていきたいと思います。
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