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be going toとwillの違いを理解し正しい未来を

willbe going to の違いや使い分けは、きちんとできているでしょうか?
中学のときは同じ意味と習った人も多いと思いますが、そのニュアンスはずい分違っていて、中級を目指す人ならその違いをきちんと知って、正しく使い分けたいのものです。

最初に、be going to の使い方を見てみましょう。
・I'm going to play golf next Sunday.

golf

この文を日本語にすると、
「今度の日曜日はゴルフをするつもりです亅
となります。

go という単語は、もともと「~へ行く」という意味ですので、be going to という熟語になっても、「~のほうへ向かって行く」というニュアンスが含まれているわけです。

従って、日本語で表現してみた場合、
①~する「つもり」です
②~する「予定」です
③~する「はず」です
④~「しそう」です
⑤~「しようと思います
⑥~「するに決まっています
というような意味となります。

なので、そのような意味合いで話したいときには、この be going to を使うとピッタリとくるわけです。これが be going to を使うときの原則ですね。

 

具体的な例

いくつか例をあげてみましょう。
例えば、
・It will rain tomorrow.

rain

日本語では「明日は雨が降るでしょう」という単純な予測になります。

これに対して、
・It's going to rain tomorrow.

この場合は、「明日は雨が降りそうです」と、現在の状況を見たうえで、現在から未来へと向かって(going to)予測するような感じになります。

もう1つの例です。
・You'll be fine.

「あなたは大丈夫だよ」「元気になるよ」という単純な未来の予測です。

これに対して、
・You are going to be fine.

これは、未来への方向性をもった「きっと元気になれるよ」という、ニュアンスの文となります。

逆に、
・I'll tell on you / unless you tell me the truth.
 本当のことを教えてくれないと、言いつけるからね。

と言う場合は、その場の意思を表す will の方がいいのです。

これを I’m going to tell on ‥ と言うと、その場の切迫感が欠けてきてしまいます。あえて日本語にすると、「言いつけてやるつもりだよ」という程度の意味合いになります。

「もう行かなくては」という表現の場合でも、
・I should go now.
・I should be going now.

という2つの文がありますが、be going を使った場合には、「もう行かなくてはならない!」という、その時点での切迫感が少し薄れてきてしまいます。

2つの文を日本語で訳し分けてみると、
「もう行かなくては!」
「そろそろ行かなくては‥」
との意味合いとなり、微妙にそのニュアンスが変わることがわかります。

will と be going to 追加例

・Steve will join us in the restaurant.

この文は、「スティーブはレストランで私たちに合流すると思う」という単純な未来の予測ですが、

・Steve is going to join us in the restaurant.

となった場合は、スティーブはレストランで私たちに合流するはずだよ」とか「‥合流予定です」という感じになります。

したがって、どちらかの、自分の言いたい方の文を使って言えぱいいわけですね。

実際の英語は、テストのように正しいか問違っているかではなくて、「自分がどう言いたいか」が問題なのです。好きなように使えば良いのですね。

これからは正しいか間違っているかということではなく、自分の好きなように英語を使っていけば良いのだということを、理解していただけたらと思います。

・I'll do it. (やります) はその場の意思。
・I'm going to do it.  は「やっておきます」くらいの意味。

同意語のニュアンスの違いを正しく理解して使い分けて、一気に中級レベルへステップアップしていきましょう!

>次:現在形と進行形の使い分けについて
 

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