瞬間発話訓練と瞬間ライティング練習で発信力を強化

今回は、瞬間的に複数の英文で説明していけるように、発話筋肉を鍛えるための方法について、説明していきたいと思います。

training

オンライン英会話レッスンを苦労しながらトライしている人、あるいはこれからトライしようと考えている人は、是非、事前に予行練習をしてから進めた方が良いと述べてきました。

基礎知識があっても、それを素早く活用する発話筋肉が弱いと、すぐに文が出てこなかったり、話している途中で詰まってしまい話が続かなくなったりしてしまいます。

そのため、予行練習し発話筋肉を鍛えるための教材として、スティーブ・ソレイシィの「英会話8秒エクササイズ」を紹介させていただきました。

 

8秒エクササイズの重要ポイント

そしてその中には、次の4つの優れたスキル養成トレーニングがあることを説明しました。

1)重要基本文を覚え、素早く複数の文を作る(=使える)ようにするスキル
2)肯定/否定/疑問/過去/過去否定/疑問詞の文へと、次々に形を変えて話すスキル
3)素早く複数の説明用オリジナル文を付け加えて返答するスキル
4)突然の話題に対して、30秒間のミニスピーチができるスキル

多くの方は、すでに重要基本文を知っているし、肯定/否定/疑問/過去/過去否定/疑問詞文などへの変化についても、よく理解していると思います。しかしそれを瞬間的に行い、即、発話するという練習は、ほとんどできていないのではないでしょうか。

英会話ができる人は、その瞬間的に話すためのトレーニングを繰り返して、発話筋肉ができているはずです。一方、英語で話せない人は、その知識はあっても発話筋肉が鍛えられていないため、どんどんオリジナルの文で話し続けるということはできません。

それは、体を支える筋肉ができているため腕立て伏せができる人と、できない人との違いのようなものです。

なので、8秒エクササイズのようなトレーニングをして、自身の発話筋肉を鍛えるように取り組むのが、オンライン英会話で楽しくフリートークできるようになるための近道だと思っています。

 

目指すところとそのやり方

explaining

目指すところは、上の4)項です。

突然の話題や質問に対して、すぐにその状況や自分の考えについて、時間的制約のある中で素早く7~10文くらいを並べて、相手に説明していくスキルを身に付けるということ。

いきなりそのようなハードの訓練をすることは大変でしょうから、まずは8秒間で3文を、そして15秒間で6文を、さらに30秒間で10文を・・と、段階をおいて進めていくのが良いと思っています。

ここで一つ提案ですが、すぐに頭の中で英作をしながら発話することに慣れていない方は、最初はライティングから取り組むことをお薦めします。

用意スタートで、ある課題に対しての説明文を次々にノートに書き出していく訓練です。
次々に話すことに比べて書くことは、少し時間がかかることになりますが、瞬間英作するための筋肉の鍛錬になります。

ただ日本語を瞬間的に英文にする訓練ではなく、瞬間的に自分の考えを複数の文にして書きとめていく訓練です。

オンライン英会話では、最初に必ずと言っていいほど、
How was your day?
と、こちらの状況を尋ねてきます。

素早く今日のことについて説明することになるわけですが、毎回レッスンの前にはこの質問に対しての説明を、時間制限をつけてライティングしてみるようにします。

毎回そのことを続けてノートに記していけば、間違いなくその部分の発話筋肉が付いていき、いずれそのことに気がつくでしょう。一度瞬間的に書いた文は、次のときには瞬間的に発話することが容易になっていることでしょう。

このような訓練を続けることで、英語で話し続ける筋肉が少しずつできていき、身に付いていくものだと感じています。


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