英語の学習方法を3本立てに軌道修正

今年になってから英語の学習方法を少し軌道修正しています。
決まり文句記憶」と「1分間自分説明」と「シンプルスピーク」の3本立てに。

今までずっとシンプルスピーキングで素早く構文とフレーズを組み立てて話す、中学英語をベースとしてでできるだけ簡単にポイント押さえて話すようにしてきました。

learning english

しかし昨年より、いろいろとやってきたことを思い返してみると、いつもいつもシンプルスピークだけをやっているかというと、決してそうではなかったとわかりました。

中学英語でできるだけシンプルに表現するのに加え、いろんな話題で自分の考えや行動を1分間くらいの英文で説明する「1分間自分説明」の取り組み。あらかじめ話題ごとにまとめておいたものをベースに、会話のときにそれをアレンジして話していました。

また、定番の文を確認してみると、ものすごい数の決まり文句があることを再認識し、特に自分が良く使っている1000ほどの文をピックアップして、繰り返し音読やシャドーイングを行って記憶に刷り込んだりもしていました。

細かいことはまだいくつかありますが、実質はこの3つのやり方の取り組みになっていたのを、改めて認識したのでした。

中学英語でシンプルスピーク

あらゆる文を網羅して記憶に刷り込んでおければ、それがベストかも知れませんが、今まで15年ほど実戦英会話を続けてきて思うのは、そう簡単に何百、何千という文を記憶することはできませんでした。

記憶力が低下してきている中高年では、そもそも英語学習に投入できる時間的制限もあり、あれもこれもというわけにはいきませんでした。

頭の中にない表現を話したいときには、どうしても素早く構文を決めてフレーズを選び、相手に意志を伝えなければなりません。

特に海外にいたときには、少し極端な言い方をすると、どんな言い方やどれだけの数の文を使ってもいいから、とにかく言いたいことを必ずわかってもらうようにする・・として、取り組んでいたものです。

その結果、とにかく中学英語くらいの英文でシンプルに素早く話すという結論となり、それを実行してきたのでした。

おかげで、中高年から再開した英会話の取り組みですが、何とか意志疎通はできるようになり、多くのネイティブの友人も作ることができたのでした。

 

1分間自分説明

例えシンプルな英文ばかりでも、常に頭の中で考えながら文全部のパートを組み立てながら話すのは、それなりに頭の負担が大きいものです。

そこで少しでも負担を減らそうとやり始めたのが、1分間自分説明(1分間スピーチ)の取り組みでした。

よく話すことになる話題の「故郷」「家族」「仕事」「趣味」「食事」・・などの日常会話においては、あらかじめ自分の考えや説明を1分程度の英文でまとめておき、その話題になったときにはその内容をサラッと話すようにしたのです。

話そうとする内容がすでにまとまっているのですから、そのときの頭の負荷はとても軽い状態になりました。

決まり文句

あるレベルの会話ができるようになると、さらにもっとスムーズに話せるようになりたいと考えるようになり、更なる方法を模索し始めました。

あるとき、自サイトの記事を考えていてふと「決まり文句」のページに意識がいったのでした。毎日、アクセス数がとても多かったか
です。

「そういえば、決まり文句はある程度の数の文を掲載しているけど、本来はどれくらいのボリュームがあるんだろう?」と考えて、細かく調べてみたのでした。

すると・・「あるわ、あるわ・・」、ものすごい数の決まり文句があるのです。

決まり文句として対象にした文は、覚えた文を適当なタイミングに【そのまま言えば良い】だけで、固有名詞がなくて頻繁に出てくるような文でした。

そのような見方で詳細にチェックしてみたら、よく使いそうな文だけで軽く500を超え、1000も大きく超えるるような結果となったのでした。

これらの文をすべて頭の中に刷り込んで、必要な場面でスッと頭に浮かぶようになるのなら、会話のときの頭の負荷を50%以上、軽減できるのではないかと思い始めました。もちろん記憶した文の数と、使いこなし度によりますが。

最近の考え方

以上のことより、最近の考え方は「シンプル瞬間英作文」1本から、「1分間スピーチ」と「決まり文句」を加えた3本立てでいこうと考えるようになったのです。

そのことでここ最近は、よく使う決まり文句の抽出を続けています。シンプル瞬間英作はずい分題材が用意できているし、1分間スピーチもよく話す話題については、すでに準備ができているからです。

決まり文句だけは、まだまだピックアップできるものがあり、いずれはそれをテーマごとにグループ分けして、さらに重要度をつけて取り組みなおそうと思っています。

問題は、覚えたものをどうやって「身に付いたもの」にしていくか・・です。
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