トップ頭に英語回路を作る(2)

頭に英語回路を作る(2)

22日から頭の中に英語の回路を作る実験をしています。
実験の課題としては、意味は知っているけれど使いこなせていない10の
フレーズを選び、それを見たら瞬時に「意味が頭に浮かぶ」ようにする
という実験です。

目的は、どれくらいの期間で「英語回路ができるか」です。

1日3回、朝、昼、晩とわずか3分の復習(意味を考えながらの音読)
を繰り返して、1週間ごとにそのフラッシュバック・レベルを確認する
というやり方です。

判断基準としては、次の5段階でチェックすることとしました。
 1: 単語の意味を知っている
 2: 少し見慣れている
 3: かなり見慣れている
 4: 比較的すぐに意味が浮かぶ
 5: 瞬時に意味が浮かぶ

選んだ課題の10フレーズは、3月22日の「頭の中に英語の回路を作る
の記事に載せていますが、その一覧に途中の気づいたコメントを書きこ
んだのが、次の画像です。

課題10フレーズ

取り組んだ22日からまだ4日しか経っていませんが、いろいろと気づい
たことを書き込んでいます。

今回はその気づいた部分に、とても重要なことがあると思ったので、
そのことを書くことにしました。

 

気づいた点:

1)覚えるのが塾語なのでその意味を意識するが、先に単語だけの意味
  も知っておいた方が良い。

 ⇒語源などもそうですが、覚えようとする対象の付帯情報をできるだ
  け知っていた方が関連付けが増えて覚え易い。(先に調べた方が良い)

2)英語文と離れた位置に日本語訳を置かない。
  英語文のすぐ下に、日本語訳を置いて、同時に見れる方が良い。

 ⇒色などを使い分けて、ターゲットを見易くするべき。
  日本語訳は英語の語順で並べ、英文より目立たないようにサイズを
  押さえる。ターゲットの訳だけは少し大きく。

3)最初は「イメージ」を作って意味を理解するようにした方が良い。

 ⇒日本語訳だけで意味を理解するよりも、最初にイメージを作ってお
  き、英語の上にイメージを重ねて意味を理解するようにした方が、
  早く回路ができるような気がする。

 ⇒一旦、回路ができて意味が浮かぶようになったら、イメージは介さ
  ずに瞬時に意味が理解できるようになる(あたかも日本語のように)

 先の記事で、英語を英語のまま理解するときに、わたしはほとんどが
 イメージではなくて、そのまま日本語のように理解している・・と書
 いたのですが、それらの語はイメージがいらないレベルになっている
 という意味でした。

4)同じフレーズを見てただ音読して復習するだけでなく、実際にその
  フレーズを使って頭の中で他の例文を作り、すぐに話すという練習
  を繰り返す。

  ・・というのが、一番早く自分の中に取り込める方法
  ではないかと、強く 思っています。

以上の気づきから、復習/音読するための一覧表を作りなおしたのが、
次のpdfファイルです。頭に回路作るための音読用には最適だと思って
いるので、是非ご覧下さい。 >>>

4日間の成果:

ちなみに、たった4日間ですが成果は以下の通り。

① rely on2 → 2
② insist on1 → 2
③ impose on1 → 2
④ on the spot1 → 2
⑤ in charge of2 → 3
⑥ in terms of1 → 2
⑦ in spite of3 → 3
⑧ to some extent1 → 2
⑨ put up with1 → 2
⑩ cope with1 → 2

いろいろありますが、まずは1ヶ月間、継続してみます。

■関連の記事:
 ・頭の中に英語の回路を作る
 

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