トップ課題の一つ、正しい品詞の使い分け  

課題の一つ、正しい品詞の使い分け

 ここ最近の課題の一つに品詞の使い分けがあります。

 形容詞を言うべきところで名詞を言ったり、副詞で言うべきところを
 形容詞で言ってしまったり、つい間違ってつぶやいてしまうのです。

 とくに日本語の中でよく耳にする語に多いような気がしています。

 例えば「安全」という関係の品詞。

 safe 【形】安全な、無事な、安泰で、無難な
  ̄ ̄
   ・He is a safe driver.
    彼は安全なドライバーです。

   ・It's not safe around here lately.
    このあたりは最近物騒なんです。

   【副】安全に、無事に、別状なく
   ・Get home safe.
    気を付けてお帰りください。

 safely 【副】安全に、支障なく、無事に
  ̄ ̄ ̄
   ・She drives safely.
    彼女は安全に運転する。

 safety 【名-1】安全、無事、無難なもの
  ̄ ̄ ̄

 会話の中で「安全に走行する」と話そうとしたときに、つい日本語の
 中で耳についている「safety」をポロっとつぶやいて講師の方に指摘
 されてしまったりするのです。

 自分でよく考えるとわかっていることなのですが、なまじ普段の日本語
 で聞き慣れている語があったとき、つい別の品詞を言ってしまうのです。

 癖のようなものなので、一度しっかり「品詞を間違わないよう話す」
 と意識して、この癖を直していく必要があると思っています。

 
 他にもよく間違ったりする単語があります。

 こういうことがまったくない方も多いでしょうが、こういった問題を
 捉えて「何とかしなければ・・」という感情をうまく活用し、
 モチベーションアップにつなげていくのが継続のコツの一つですね。

 これから少しずつ整理してみようと思っていますが、前にひっかかっ
 たことのある品詞を少しだけ上げてみます。(そろっていませんが)

 differ   【自動-1】異なる、似ていない
  ̄ ̄ ̄

 different  【形-1】似ていない、違っている、異なる
  ̄ ̄ ̄ ̄
    ・Different countries have different foods.
     所変われば品変わる。

 difference 【名-4】相違点、異なる部分、特異点
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ・There are great differences between individuals.
     個人の間には大きな差がある。

 explain  【他動】~を説明する、釈明する、弁明する
  ̄ ̄ ̄ ̄
    ・Could you explain that again?
     もう一度説明してもらえませんか?

    ・Let me explain this first.
     最初にこれについて説明させてください。

 explanation 【名-1】説明、弁明、釈明
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 slip     【名】滑ること、スリップ、滑り
  ̄ ̄    【自動】滑る、外れる

 slippery  【形】よく滑る、滑りやすい、ツルツルした
  ̄ ̄ ̄ ̄

 danger   【名】危険、危機、危難
  ̄ ̄ ̄ ̄

 dangerous 【形】危険な、物騒な
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ・A little learning is a dangerous thing.
     生兵法は大けがのもと。

 scary 【形】〈話〉恐ろしい、怖い、ゾッとする、驚きやすい
  ̄ ̄ ̄
    ・It's scary.
     実に怖いことだ。
 

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