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英会話が上達するための具体的な方法
英語を学習しているものにとって、誰でも英語をスムーズにぺらぺらと話せるようになりたいと考えていると思います。
ですが、その近道はどうやるのが良いのか・・、なかなかわかっていないのではないでしょうか。
今日は少し時間があったので、
「英会話が上達するためには具体的にどうやればいいのか?」
について、考えてみました。
具体的な方法を整理するにあたり、いきなり明確な方法がわかっているのではないので、まず「上達するということとはどうなることなのか?」を先に考えてみました。
・会話で詰まることがない。
・より一層スラスラと話せるようになる。
・短い簡単な文から普通のレベルの文が話せるようになる。
・わかり易い適切な表現で、正しく内容が伝えられる。
など、このような進歩があれば、英語の会話力が上がったと見て良いのではないでしょうか。何かテストを行って、定量的に自分の会話力を測定できれば、それが一番良いとは思うのですが。
ここでは、とにかくスムーズにコミュニケーションできるようになれば良いという観点で、そのスキルを高める部分にスポットを当てて考えてみました。
文のレベルの高低は問わず、きれいな1文でなくて短い2文であっても良く、支障なくスムーズにコミュニケーションができて、正しく自分の意思を伝えることができれば良い・・というように考えました。
「会話力が上達する」とは
そのような見方をした場合に「会話力が上達する」とは、どうなることなのでしょうか。
一口で言えば、
「ネイティブの人と、スムーズに、ペラペラ話せるようになる」
ですが、英語を学習していく人間にとっては、少し漠然としてわかりにくいです。
そのため、もう少し具体的でわかり易い、具体的な方法が見えるようなやり方で整理してみました。
まず自分の話すときのやり方ですが、英文を作って話す手順は次のようなステップになっています。
【1】 1)構文を決める
2)構文+主語までを話す
【2】 3)動詞+目的語を決める (【1】と【2】を一気に話すことが多い)
4)その部分を話す
【3】 5)場所、時、副詞などの補足表現を決める
6)補足表現を話す
このように、大きく分けて3つのステップになっています。
言いたいことがが多いときは、さらに補足表現を付け加えていきます。
メインの内容を話す部分は以上の3ステップなので、会話力が上達するためには
「3ステップで使える表現を拡張し、よりスムーズに引き出せるようになること」
・・と考えました。
ここでさらに内容を考えてみると、
第1ステップの構文は、非ネイティブとしてある程度スムーズにコミュニケーションができれば良いというレベルだとすれば、覚えるべきものの数は限られてきます。
また、
第3ステップの場所や時、副詞表現なども、ある程度の数を覚えれば良いと思っています。
問題は第2ステップの部分です。
数限りなく多くの表現があるからですね。
このように「上達する」を3つのステップに分けて考えて、それぞれのレベルアップを図ると考えることが、より具体的に「上達する」ための方法を見えるようにすることにつながります。
つまり、3ステップのどれかを、あるいはそれぞれを高めていくことが、その具体的な方法となるということです。
ただ闇雲に「新たな基本文を覚え、使えるように練習する」だけでは漠然としていてわかりにくいので、3ステップに分けて上達のための方法を考えれば、より具体的に今後やるべき方向が見えてくるはずです。
学習のターゲットを整理
まず、有限な部分から整理してみます。
第1ステップ対策:
1)必要な構文を選択する (自分の目指すレベルで)
2)使えるものと使えないものを分ける
3)使えないものを書き出す(今後の学習対象を見えるようにする)
第3ステップ対策:(考え方は第1ステップと同じです)
4)場所、時、副詞等の表現を選択 (自分の目指すレベル)
5)使えるものと使えないものを分ける
6)使えないものを書き出す(今後の学習対象を見えるようにする)
第2ステップ対策:
最後に、数限りないとも思える「主語+動詞、そして目的語」の部分については、
限りなく多くの組合せがあるため、次のように考えています。
・主語:有限であり、すでによく理解し使えるので、組合せの対象には使わない。
・動詞+目的語:このフレーズ表現については、優先順を考えて少しずつ使えるものを積み上げていく。
そして、
・自分の話せるようになりたい話題ごとに取り組んでいく。
・上位の話題より順に必要なフレーズをピックアップして書き出す。
1度にピックアップする数は、自分のレベルで考えて決めれば良いと思います。
わたしは、現在「(熟語+3例文)×2セット」を1単位として取り組んでいます。
以上、一連の作業を整理したものが「英文作成:早見表」で、熟語の学習ページが
「瞬間英熟語例文の記憶01」になります。
今後、瞬間構文頭出し練習のページを設置していくつもりです。
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