トップ学 習 暦第7部:外国語習得の恩恵と英語再開

第7部:外国語習得の恩恵と英語再開

中国では英語と同じやり方で中国語を勉強し、英語以上に話せるようになりました。

またそのおかげで多くの中国の人とコミュニケーションができ、友達もたくさん作ることができました。

やはり言葉の力は偉大です。

相手国の言語を話せるということはすごいことで、まったくそこでの過ごし方が変わってきます。

つまりあらゆる部分でアクティブになり、積極的に行動し楽しむことができるようになるということです。

中国語が話せるというだけで、今まで声を掛けてくれなかったような人までが、親しく声を掛けてくれるようになりました。友人ができると次はその友人と、どんどん輪が広がっていきました。

chinese friends0


相手の方から友達になろうとして、友人について来て話しかけてきてくれるのです。もうほとんど自動的です。話す人話す人が、親しくなっていきました。

わたしが行ったところは都会の近郊にあたる地方なので、外国人というか日本人がめずらしく、少し興味の湧く存在だったからと思います。

海外でその国の言葉が話せない日本人が多い中で、一人話せると、特別扱いしてくれるようなものでした。

日本ではここまでの経験をしたことが、一度もありません。新しい友人がどんどんできていくということは、とても刺激的で楽しいことでした。

chinese friends


この気持ちが、わたしの外国語をもっと勉強しようという原点になっています。

英語を話せるということ

英語を話せるということも同様にすごいことだと思います。

日本国内にいるとその恩恵は少ないと思いますが、ひとたび海外へ出かけたなら、そのありがたさは身に染みて感じることになります。

・一人で海外旅行の段取りができる(英文メールなどで)
・一人で海外に行けるという気になれる
・わからなければ聞けば良い
・誰にでも話しかけることができ、親しくもなれる


などなど。

最近の日本では、「英語ができないと・・」という風潮があって、いろいろなところに英語に対する要求があるため、つい英語を勉強している人は、受け身なやらされ感の中で負担に思っていることが多いように思います。

しかし実際は上に書いたように、もっといろいろな良いことがあるのです。とても楽しく感じることのできる・・。

少しだけでも英語を勉強し、まずは一度でも海外に行ってみて、そのありがたさや楽しさを感じてみてはどうでしょうか。

きっと英語勉強に向かう気持ちが、180度近く変わるのではないかと思います。

帰国、そして新しいスタート

2010年の4月にいろいろとお世話になった中国に別れを告げて、日本に帰国してきました。

そのときの印象としては、中国語はものすごく上達したのですが、反面英語は逆で、若干ですがレベルを低下させてしまったと感じていました。

日本ではやはり英語の方が重要性が高いため、再度英語勉強に力を入れようと決意しました。

と、言っても特別なことをするのではありません。

わたしなりのリラックスしたやり方で、少しだけ積極的に勉強をしようとするものでした。

わたしなりのやり方は、すでにあちこちに書いていますが、「すき間時間」や「ながら時間(何かをやりながら)」を活用して、気楽に楽しく勉強を行うというものです。

具体的には次のようなやり方でした。

わたしの英語勉強のやり方

1)朝のウォーキング
・mp3プレーヤーを首にぶら下げ「SIM英語」を何度も聞く
・「シンプルパターンイングリッシュ」「瞬間英作文」をメニューに追加

2)会社の通勤往復時
・「Pimsluer English」を聞き質問に素早く返答をつぶやく
・森田太郎著「独習3時間少し話せる人の英会話練習帳」に載っている会話例、「1分間スピーチ」をメニューに追加

speaking in my car

3)その他
・オランウータンだったと思いますが、ネイティブの英会話教師を捜してマンツーマンでやろうと思い、カナダ人の講師に申し込みましたが、もうすぐ帰国するという理由のもとにメールで断られてしまい、実現しませんでした。

(その後随分たっても、その人のデータはホームページからは削除されておらず、わたしはあまり歓迎されない相手だったようで、上手に断られたという感じでした)

・ときおり夜に時間があれば、ピクチャーイングリッシュを使い、ボキャブラリーの勉強を少しずつ追加実施しています。

いろいろ盛りだくさんに書きましたが、あれもこれも一辺にではありませんので、誤解のないように。

とにかくメインは①と②をバカの一つ覚えのように、徹底的に繰り返しました。

暗記できたとかスッと言えるとかのレベルではなく、夢でつぶやいているのを見るくらい、愚直に繰り返したものです。

わたしはもう若くはなくて、どちらかというとすぐに覚えたことを忘れてしまうため、とにかくそれ以上繰り返すということを心がけています。

繰り返し」や「継続」は、年齢を超えて結果を出すための 重要なポイントでした。

何事も徹底してやると、やる前との違いを感じることができるようになります。そして必ず何かを成果として得られるものですよ!

そしてそれが自信になります。

繰り返し練習の成果

わたしの繰り返し練習の成果を一つ紹介すると、
・フリートーキングをしているときに、頭の中に次々と新しい話題や文章が、浮かんでくることが多くなりました。

image in mind


以前は、言いたいことを言ってしまったとき、次に何を言おうかと詰まってしまうことが何度もありました。

しかし、徹底的に繰り返す練習をしていると、フリートークのときに新しい話題のことを考えた瞬間、繰り返し練習の中のどこかがフッと頭の中に浮かんだりするのです。

不思議なことですが、そのときに話している話題に近いテーマのものがです。

そしてその関連の話しを、新しく展開していくというようなパターンとなるのです。前にはなかったことですね。

以前は努力して新しい話題や文章を作り出していました。

しかし、繰り返し練習を徹底的にやるようになってからは、その努力してという部分が、ずい分小さなエネルギーで済むようになったと思っています。
 

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