トップ学 習 暦第6部:欧米人との会話に慣れる

第6部:欧米人との会話に慣れる

オンライン英会話レッスンが、わたしの会話力を大きく伸ばしたのですが、実はその前に海外生活を3年半ほどしていて、そのときに外国人と話すことに慣れ親しんだのでした。

そのことがあとあとで英語の力をアップさせるのに、大いに役立ったと思っています。

ここではその海外生活のときのことについて、書きたいと思います。

時はベトナムより帰ってから4年ほど経過した2007年の年。仕事上のことで中国広東省へ行くことになりました。

中国広東省


そして当然のように、中国語も勉強することになりました。

別に仕事上で話せるよう勉強させられたというわけではなく、話せないとバスやタクシーにも乗れないため行動範囲が狭く、買い物や散髪一つ自分ひとりでは行けなかったからです。

中国語は、英語でやった勉強法とまったく同じやり方を行い、わずか6ヶ月で簡単な会話ができるようになり、9ヶ月で普通の日常会話ができるようになりました。

もちろん独学です。

まったく日本語が使えない環境にどっぷり浸かっていて、何とかしてそこの言葉を話せるようになりたいと強く思い努力するならば、本当に短期間でものにできるものです。

1年経つと中国語はぺらぺらになり、まる1日、日本語を使わず中国語だけの中で生活をしても、まったく問題ないレベルになりました。現地の友人も大勢できました。

一方で英語力は逆に少し後退したと感じていました。当時は英語の勉強は本当にわずかで、中国語の勉強がメインだったからです。

そのような状態でしたので、中国語はじきに英語のレベルを凌いでしまいました。

話せるようになるまでのロードマップ

英語も中国語もまったく同じアプローチの仕方をして、話せるようになりました。

ここでは中国語を勉強するに当たり、自分でいつもイメージしている「話せるようになるまでのロードマップ」に従い、勉強をしたものです。

中国語習得のロードマップ:


ステップ1:【入門編】
・1~3語のショートセンテンスを覚える。
・ショートセンテンスで話す練習(体験)をする。

ステップ2:
・重要単語を覚える。(日常生活で使う単語。特に動詞)
・単語を並べて会話する練習(体験)をする。
-3ヶ月間-


ステップ3:【初級編】
・基本文型を覚える。
・シンプルな短文で話す練習(体験)をする。

ステップ4:
・接続詞を覚える。
・二つの短文を接続詞でつなぎ、リズム良く話す練習(体験)をする。
-3ヶ月間-


ステップ5:【中級編】
・動名詞/不定詞を復習する。
・シンプルな短文に動名詞/不定詞を付けて話す練習(体験)をする。

ステップ6:
・関係代名詞を復習する。
・シンプル短文に関係代名詞と修飾短文付けて話す練習(体験)をする。
-3ヶ月間-


これは実は英語を習得したときのロードマップで、ステップ1~4までは中国語でもまったく同じでした。

ですがが、ステップ5と6の(動名詞/不定詞)と(関係代名詞)の部分は、少し文法が異なっていました。

ですが、例えば
英語で「If ~ 文」は、中国語で「如果 ~ 」(もし~なら・・)
ルー・グオ
英語で「When ~ 文」は、中国語で「 ~ 的時候」(~のときに)
ダ・シホウ
というような感じで、結構同じフィーリングで勉強できました。

そして漢字という日本と共通の部分があったため、かなり勉強がし易かったのを覚えています。何も中国語を勉強していなくても、すでに30%程度は勉強ができているようなイメージです。

日本人にとって中国語を勉強する上で、漢字を知っているということは、すごいアドバンテージだと思います。

そしてもう一つ。
中国語の習得にものすごく効果の大きかったことがあります。
それは、中国語で書いたメールのやり取りです。


china phone

メールのやり取りの効果はすごい!

少し話が脱線していきますが、大事なことだと思うので、このまま書いていきます。

最初の頃は、友人からメールを送ってもらっても、さっぱり内容がわかりませんでした。

そのため、いつもその文章をノートに書き出して、単語一つ一つを電子辞書で調べ、意味を掴んでいったものです。

次にまたメールをもらうと、単語や文の意味を書いた前のメールの箇所を確認し、同じ単語があれば意味を復習し、なければまた電子辞書で調べたものでした。

このやり方は、とにかくすごい効果があったと思っています。

数ヶ月も経たずして、メールはやり取りできるようになりました。もちろん頻繁に出てくる単語は、全て頭の中に入りました。

決まり文句や定例の文も、当然頭に入りました。ペラペラと話すことはできませんが、文型やよく使う単語やフレーズが先に頭の中に入ったのです。

あとは実践すれば、話せるようになるのは時間の問題でした。
(小休止)
 

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