瞬間頭出しトレーニング01
あなたが英会話を話すとき、一番重要だと思っているポイントは何でしょうか?
私の場合、英会話がまだあまり得意でなかったときで、うまく話せなかったときと話せたときのことを考えると、それは「頭出し」の部分でした。
「さて、どう話そうか‥」と考えて、「構文」と「主語」を決めようとするのですが、うまく話せなかったときは、決まってそこでつまづいて難渋したものです。
実際その部分を決める時間は、「一瞬」か「二瞬」という程度ですが、この部分がスムーズにいかないと「え~‥‥え~‥‥!」となってしまい、どんどん気持ちが追い込まれていってしまいます。
ときには、構文も主語も決まらずに「空白」の時間が経過して、ついには、
「どう言ったらいいかわからないんです。すいません!」
などと、謝ることもありました。
当然、心は敗北感に満たされ、小さく恥じ入ったものでした。
会話の楽しさバロメーターが、急転直下・・です。
なので自分にとっては、その「頭出し」をいかにスムーズにできるかが、一番重要なポイントとなっていました。それは今でも変わりありません。
いろんな人といろんな会話を経験してきた今では、うまく話せないようなときは別の言い方もできるようになりました。
あまり長く考え続けることはしないで、ざっくばらんに「○○のようなことを言いたいんだけど、どう言ったらいい?」とか、「どんな単語を使うべきかな?」などと、トラブル対応などの部分も会話の一部として、楽しみながら話せるようになりました。
何度も恥をかいたのですが、それでも英会話を止めずに続けてきたおかげですね。
以上、要領よく相手に尋ね返したり、うまく立ちまわる部分は別として、やはり会話をスムーズにするポイントは、「頭出し」をいかにスムーズに行うか・・・ではないでしょうか?
この部分はどの実力レベルになっても重要な部分なので、いつも復習をして素早く反応・決断ができるようにしておきたいものです。
ということで、新しいやり方の頭出し練習をしばらく続けてみることにしました。
■課題:
【問題1】
「あなたが正しいと思いますよ。」の構文と主語は?
I guess
~じゃないかと思います
I guess (that) you are right.
あなたが正しいと思いますよ。
【問題2】
「彼女は50歳を越えている ‥、と思いますよ。」の構文と主語は?
I should think
まあ、~でしょうね
I should think (that) she's over fifty.
彼女は50歳を越えている ‥、と思いますよ。
【問題3】
「よく考えてみると、あなたがそこへ行くべきだと思います。」の構文と主語は?
I consider
よく考えてみると
I consider (that) you should go there.
よく考えてみると、あなたがそこへ行くべきだと思います。
【問題4】
「この夏は、1週間の休みを取ろうと思っています。」の構文と主語は?
I'm planning to
~しようと思っています
I'm planning to have a week off this summer.
この夏は、1週間の休みを取ろうと思っています。
【問題5】
「明日の 5時にここに来ていただきたい。」の構文と主語は?
I expect
~を期待してます
I expect you to come at 5 tomorrow.
明日の 5時にここに来ていただきたい。
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