トップ > いま英語に思うこと > 弱い部分を意識して学習‥
弱い部分を意識して学習し会話力アップ
英語を話せるようになりたい、あるいは会話力をアップさせたいと思
っているときに、ただやみくもにフリートークを繰り返すだでけは、
なかなか上達につながりません。
英語が話せるようになるために何が必要なのか、自分はどこの部分が
弱いのか、そしてレベルアップしていくためにはどんな知識とスキル
を磨く必要があるのかを、冷静に判断し進めていく必要があります。
英語レベルと必要な知識やスキルを簡単な図であらわすと、次のよう
になると思っています。
要素としては5つ。
1)基礎知識(中学英語)
2)基礎構文(頭出し)
3)フレーズ(動詞 +目的語)
4)英作文
5)実践
英語が話せるようになりたい人
まずは、中学1・2年程度の英語の基礎知識をよく復習して、英語の
感覚を取り戻す必要があります。
次に、話し始めの頭出し部分となる「基礎構文(基本文)」を覚えます。
当面は中学英語のもので十分ですが、まずは50構文くらいを覚えれ
ば、入門及び初級編の会話練習はできるようになります。
そして次ですが「何をどうする」の部分となる「フレーズ」、つまり
「動詞+目的語(名詞)」を覚えます。
ここはあまりにもボリュームがあって、とても覚えきれないと思うの
で、まずは自分が話せるようになりたいと思っている話題において、
よく出てくるフレーズを集中的に覚えるようにします。
「自己紹介」「趣味」「旅行」「料理」の話などは、誰とでも気楽に
話すことができて、そしていつも楽しく盛り上がる話題です。
話題ごとに20セットくらい覚えるのが目安でしょうか。
(あくまでも目安です)
そのような話題を5つ、つまり100セットくらいの動詞+目的語を
覚えることになります。
そしていよいよ会話をするための実技編である「英作文」となります。
頭の中で作文をしながら話すための一歩前の作業になり、自分で話し
たい内容を、英文で紙に書き出していきます。
話をしたいと思っている内容を念頭に置き、ペンで紙に書き出しても
いいですし、適当な英語のテキストに書かれた日本文を、英文に翻訳
するのでも良いです。
ここまでが話せるようになるための下準備で、最後の英作文は話すた
めのウォーミングアップ的な位置付けになります。
そしていよいよ、相手を見つけて実践練習ということになり、オンラ
イン英会話を始めるという段取りになります。
話せるようになっている人
一方、すでに少しは話せるようになっている人(初級者)の場合は、
自分で弱いと思っているところ、あるいは不足していると思っている
部分を明確にして、計画的にその知識を学習していきます。
そして覚えるだけではなく、実際にそれを使って実践練習をすること
で、「知識+体験」として自分の身に取り込んでいきます。
これはわたしの例ですが、中学英語や基礎構文についてはまずは問題
のないレベルになっているので、使えるフレーズをもっともっと増や
していくことが、現在の課題になっています。
そして現在の最も興味のある点は、
・いかに効率よくフレーズを覚えるか
ということ、また
・どうやったら忘れにくくなるように覚えることができるか
ということです。
もちろん、新しいものを覚えたら、実践をする中で使えるように取り
組んでいくのは、言うまでもありません。
(英作文は実践の中で同時に行うことになります)
a:3390 t:1 y:0