トップ一人でできるライティング練習で実戦的な復習

一人でできるライティング練習で実戦的な復習

オンライン英会話をしていて、いつも「まだまだだな・・」と思ってしまうのは、構文や単語の選択で迷ってしまうとき。

具体的には、
・言いたいことにぴったり合う構文が出てこない
・知っているフレーズを言おうとしたとき、前置詞などがあやふや
・形容詞を言おうとしたとき、類似形容詞が多いと迷ってしまう
などのときです。

それぞれ何度かは使っていて覚えているはずなのですが、使おうとしたときに記憶が薄れてしまっていて、自信をもって話せなくなるのです。

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これは間違いなく復習不足だと思っています。

中高年になっているので、何度か使ってもそのあと長い間使ったことがないものは、記憶が薄れてきていて細部が出てきにくくなるからです。

自分の会話力を高めるためには、学習や練習を繰り返して前方に進んでいくというのもあるのですが、中高年の場合は、まずは持てる力を落とさないように定期的に復習する必要があるということです。

自在な会話力という面から考えると、ただ単に暗記し直すというわけではなく、話そうとして文やフレーズを瞬間的に引き出すという、「素早く引き出して使う」という復習が必要なのです。

実戦に向けた復習のやり方

実戦向けで本当に必要な復習のやり方は、
①言いたい内容から瞬時に必要な基本文を選び出し、
②それをベースにフレーズを選び出し、
③センテンスに仕上げながら同時に話す、
という練習だと思っています。

つまり、スピーキングの裏方である作文能力が、より重要だと考えるのです。

このような作文能力を伸ばす練習ならば、相手が横にいないとできないというものではありません。自分一人でいくらでも練習することができます。

ある言いたいことに対して、
①即座に決められた短い時間で 英文を創作して発声する
 ⇒これは英会話
そして、
②即座に決められた短い時間で 英文を創作して書き上げる
 ⇒最近続けているライティング訓練
ということで、一人でも十分訓練することができると思っています。

田舎に住んでいて、ネイティブと話すチャンスが極端に少ない英語学習者にとって、一人でできる英会話力アップの方法をいつも考えています。

そして最近落ち着いたやり方は、以上のような「瞬間英作文」訓練、特にノートに手書きするライティングの練習でした。いつでも簡単に復習することができるということも、中年にとっては重要なことなので。

 

やり方について

■パソコンを使ってやる場合
・あらかじめ作っておいた質問文(英文)をランダムに表示させる
・その表示から例えば1分以内で自分の言いたいことを作文する
・英語の語順で作文しながら、順にノートに書いていく
というようなやり方をすれば良いのです。

いろいろな参考書や英語関係の本より、会話例の質問文(英文)をエクセルにインプットしておき、エクセルマクロを使ってボタンを押すとランダムに質問を選択して表示し、その後一定時間経過後、終了アラームを鳴らすというようにしています。

パソコンを使い慣れていない場合は、英語本を使ってもっと手軽にやればいいと思います。

■会話例の本を使ってやる場合
・多くの会話例が載っている本を1冊用意し、
・適当にページを開いて、
・そのページに載っている質問文を素早く一つ決め、
・そしてすぐに本を閉じる
・と同時に自分なりの返答文を作文開始、
・英語の語順で作文しながら、順にノートに書いていく
というように、最初の頃はやっていました。

いろいろなジャンルの質問をどんどんこなしていき、作文のための時間も少しずつ短くしていけば、自分の作文能力はどんどん向上していくと思っています。

何よりもこの訓練を繰り返すことが、記憶の薄れ易い中高年にとって、とても良い復習方法となっています。

注意すること:

あくまでも質問文をキーにして、自分のことでの返答文を作る」というようにしていることです。

つまり、
頭の中で」「英語の語順で」「自分なりの内容で」「作文をすること
が大事だからですね。

あとはどうやって「続ける」かですね。これも重要な課題の一つです。
ただ勉強するだけだと、いずれ飽きてきて続かなくなってしまうので。
そのためわたしは週2回、オンライン英会話をやっています。

レッスンで話そうと思っているテーマを決めて、事前にケーススタディを兼ねて練習をするようにしています。

そのようにすると、レッスンのときには会話がスムーズになって効果を感じることができ、モチベーションの維持がし易くなるので。
 

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