文法ルールを素早く使いこなすための訓練

文法ルールを使いこなすための訓練といっても、文法の理屈を机の上で勉強したり復習するというものではありません。短い文を作る訓練を繰り返す中で、一緒に文法ルールを再確認し、自分の潜在意識に刷り込んでいくという作業になります。

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詳細説明をする前に、再度、文法の必要性について確認しておきたいと思います。

文法は、ここでテーマとして上げているスピーキングにも、大きな影響を及ぼしています。なぜなら、しっかり文法を生かせる状態になっていないと、英語をスムーズに話すことができないからです。

挨拶や決まったやり取りのような場面なら、暗記しておいた定番フレーズをさっと引っぱり出して言えば良いです。

しかし、何かを説明したり意見を述べたり、あるいは気持ちを伝えたりと、自分の言いたいことを表現するようなときには、定番のフレーズだけでは足りないのです。

適切な構文や単語を選んで、文を組み立てていくという作業を経なくてはなりません。これがなかなかできなくて、多くの方が苦労しているのではないでしょうか。

 

文法を使いこなすということ

ここで一つ確認です。
文法の「理屈」を理解したら、その文法をマスターしたと思っていませんか?
文法の問題が解ければ、その項目は習得できたと思っていませんか?

それは「大きな間違い」です。
理屈を理解できても、文法ルールを使いこなせるようになったというわけではありません。

もしも、文法を使いこなせるような状態になっていれば、必要に応じて瞬時に適切な構文が頭に浮かび、さっと口に出すことができるものなのです。

自分の言いたいことをスムーズに言えるようになるには、文法ルールに基づいた、瞬時の頭出しとフレーズの連動が必要だということです。条件反射のようなタイミングでです。

つまり、自分の考えや思いを伝えるような場面では、文法力、特に「知識」としてではなく、文を正しく作るためのツール」としての文法力が、大きくものを言うということなのです。

では、
どうやったら文法を使いこなせるレベルになるのでしょうか?
どうやれば、必要に応じて瞬時に適切な構文が頭に浮かび、さっと口に出すことができるようになるのでしょうか?
 

 

訓練を通じて目指すもの

やるべきことは単純です。
その具体的な内容について、説明していきたいと思います。

このサイトでは何度も関連の記事を書いてきましたが、
そのキーワードは「頭出し」です。

そして次のキーワードは「結論」。
さらに「繰り返し」だと考えています。

最初のキーワードである「頭出し」が英作文の引き金となるので、この部分を自動的にできるように、徹底的に「繰り返し」ます。

頭出し」の次に続くのが、「結論」です。

一つの例文をそのまま暗記して利用するということは、するべきではないと思っています。覚えた例文をそのまま思い出しながら、会話の中で話すようにするべきではない‥ということです。

少し誤解を招きやすいことを書いていますが、
暗記したものを会話の中で思い出し、そのままトレースして話すというやり方は、往々にして一つが出てこないと、思い出そうとあせって長い空白を作ることになりやすいです。

ときにはパニックになって頭の中が真っ白になったりとか、せっかくの雰囲気を台無しにしてしまうこともあります。

そんなトレースするような利用の仕方ではなく、あくまでの一つの例文として覚え、構文を決めるための例文として、そして主語と述語の例として覚えるということです。

なので、文そのものを覚えるというよりは、その文のグループを使いこなすためのエッセンスを覚えるということです。そして、いつでもそのエッセンスを使って、同じような文を作れるようになることを目指す‥ということですね。

ちなみに、その文のグループとは、肯定文や否定文、現在/過去/未来文、進行形や完了形、さらには主語/動詞/目的語などを入れ替えた文なども含まれています。

やるべきことは単純です・・と、書きました。
実際、その通りなのですが、まずは次の音声を聞いてみてください。

 
このようなシンプルな英作文を、何度も何度も繰り返し行います。
文法エッセンスを意識しながら・・・。(続く)


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