英文法を学ぶ意味と必要性、正しい学び方について

アメリカに行って長期間住んで英語環境の中にどっぷり身を置いていれば、自然と英語を話せるようになる・・というのは幻想ですね。長年アメリカに住んでいても、英語を話せるようになっていない人は、たくさんいるので。

また、自身を英語環境の中に四六時中置いて覚えていく子供のような学び方のできる人は別ですが、そのようにできない大人の場合は、英語の文法を勉強して言葉のルールを覚え、そのルールに従って話すようにすることが一番の近道です。

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英文法を学ぶ意味

母国語をマスターするのに5年や10年という年月をかけて身につけてきた過程を、文法という言葉のルールを押さえて、論理的に話すようにすることで、大幅な時間短縮をすることができます。

きちんと正しいやり方をすれば、日本にいてもしっかりと英語を身につけることはできるのです。つまり文法は、言語を短期間で習得するための強力なツールとなるわけですね。

ただし、多くの日本人の場合は、文法にがんじがらめに縛られて、自由に延び延びと話せなくなっているのではないでしょうか。

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文法的に正しくなければいけないと、頭の中で文を組み立ててから文法チェックをして、問題なければ初めて話し出す・・という感じですかね。自分も最初の頃は、そうでした。試験問題をやっているのではないのに・・。

絶対に正しい文法で話さなければという意気込みが、強すぎるのだと思います。

文法学者になるためではないので、日常会話を話すためというのであれば、文法の知識は必要以上に深くする必要はありません。初歩的な英語を、実用的に使いこなすための基本部分を、習得しておけば良いのです。

 

具体的範囲と取り組む姿勢

具体的には、中学3年までの英文法の知識で十分だと思います。
とにかく楽しく話せれば良い・・というのであれば、中学2年までの文法でもOKだと思っています。あと少しは、話せるようになってから、表現力を伸ばしたいと感じたならば、あと付けしていけば良いのです。

ある程度の文法知識がついたら、あとは「実践のためのトレーニング」に集中することが大切です。

例文を徹底的に音読し、暗誦して、さらに、単語を入れ替えて会話練習をします。そして英語を話す機会を作って、どんどん使っていきます。

正しさにこだわりすぎる必要はありません。単数/複数、現在/過去、三人称単数、現在進行形/完了・・など、「使いながら直す」という精神で進めていきましょう。

そして、「学んでは使う」、「使っては学ぶ」というモットーで、少しずつ会話力を伸ばしていけば良いのです。とにかく、間違うことを恐れず、止めずに続けていくことができれば、あなたも必ず到達することができます

続けてきて、本当に良かった!」という境地に。


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