英語をスムーズに話し出すための3つの重要ポイント

英語を話すにあたり、まず必要な知識は2つ。
一つは基本構文。もう一つは「動詞+目的語」となるフレーズ。

この部分は英語で話せるようになることを目指す人なら、誰でも必要だと思っていて、ある程度は学習済と思います。このあとの話ではそれらの知識はそれなりに習得済として話を進めていきます。

検討のポイントの中で「知識」の部分を除いた場合、英語をスムーズに話すための重要なポイントとしては次の3つ。

thinking

①やさしい言い方を選ぶ
②使う構文を選ぶ
③主語を決める

①から③までの作業を一言で言うならば、「頭出し」と言われる部分です。

 

スキルを磨く

頭出しをしたあとに「フレーズ」を続けて話し、さらに場所や時間などの補足表現をくっつけて文が完成する・・ということになります。

長い年月、英語でコミュニケーションを取ってきましたが、振り返って考えてみると、スムーズに英語を話すためには、いかに「頭出し」の部分を素早く決めて話し続けていくかということ・・が、特に大事なことだと思っています。

「基本構文」や「フレーズ」は知識なので、自分でコツコツ覚えていけばよく、相手がいなくても進めていくことができる「知識習得作業」です。

しかし、①~③の頭出しは、英文要素の「選び出し」と「組み立て」の能力による部分で、「知識」ではなく話す文を作り出すという「スキル」が要求される部分となります。

従ってこの作業は覚えるという作業ではなくて、使いこなすというスキルを磨く作業になります。

このスキルを伸ばすことが、スムーズに英語を話せるようになることにつながっていくわけです。
 

 

スキルを伸ばす

skill

では、どうやったらこれらのスキルが伸びていくのでしょうか。

自分のケースで考えてみると、それは実際に素早く英文を作る作業をやったときに、やった分だけ伸びていくものだと感じています。

一度話したテーマや内容は、次に話すときには少しだけスムーズに話せるようになっていくものなので。

例えて言うならば、
車で始めての目的地行くときは、迷いながら、ときにはノロノロ走ってたどり着くものです。しかし、一度苦労して行ったことのある目的地は、2回目にはかなりスムーズに進みながら、より少ない時間で到着することができるようになります。

別の例をあげると、
テニスや野球が上達するための練習などでも同じです。
千本ノック練習のように何度も繰り返して、体で覚え技を磨き上げていくという、経験を積み上げていく練習となります。

その結果、何度となくこなしたボールに対しては、体が自然に反応して対応することができるようになります。英語をスムーズに話せるようになることも、まったく同じだと思っています。

network

回数を重ねて素早く英文を作ることで、だんだんとスムーズに話すことができるようになっていきます。

なので、いろんな会話をスムーズに話せるようになるためには、いろんな文を作って話すことを、繰り返し練習するしかありません。

練習の仕方

では、とにかく数多く練習を繰り返せば良いというのでしょうか。

スムーズに話せるようになるためには、①~③の頭出し作業が重要ですが、それぞれには早く上達するためのコツというものがあります。

次の記事では、その部分について一つずつ整理していきたいと思います。
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