トップ頭に英語回路を作る(4)

頭に英語回路を作る(4)

今回も「頭の中に英語の回路を作る実験」の途中報告です。

やはり堅い表現なのでと思いますが、最初から少し慣れていた2つを
除くと、なかなかすぐに意味が浮かんできません。

そのため半ば自然にですが、自分でイメージを作り、そのイメージを
通じて意味を掴もうとする方向で頭が働いていきました。

いままで単語を覚えるときに何度もこのようなケースがあって、ある
ときはイメージを作って早く理解できるようにしたり、あるときは単語
の発音と意味をゴロ合わせでリンクさせて覚えようとしたものでした。

今回は自然にイメージを作っていったのですが、やはりこのような堅い
表現を覚えようとする場合は、最初から意識してイメージを作った方が
良いように思います。

その方が、インプットがスムーズで早いと感じています。

途中から復習音読をしているときに、一瞬そのイメージを頭の中に描き
ながら読み上げていますが、こちらのやり方の方が頭に焼きついていき
やすい気がします。

think images

今回、半ば自然にできてきたイメージは、次のようなものでした。

1)両親二人の間に立ち、二人の肩の上に左右の腕を掛けて、ぶら下が
  るようにしてもたれている。
2)彼が持論を書いたホワイトボードの前で、両耳に指をつっこんで
  他の人の意見を聞くのを拒絶している。
3)彼の口から大きな吹き出し(意見)が出て、それが私の上に覆い被
  さっている。(意見を押し付けられている)
4)警官が急に振り向きざまに、うしろの男に手錠をかけている。
5)電話が鳴ったので、顔に?マークのついた人が電話を取ろうとして
  いる

6)彼が給料袋の厚みを、ノギス(or定規)を当てて測っている。
7)野球場の上に、どでかいシートを張って屋根をかけ、試合をやり始
  めた。
8)私が大きなサイコロをじっと眺めていて、その横には目覚まし時計
  が置いてある。(時計が期間を表している)
9)空にはギラギラした太陽。頭には丸めたタオルが巻かれ、顔の流れ
  る汗をもう一つのタオルで拭いている。
10)問題が書かれた書類を紙飛行機に折って、別の人の書類箱に投げ入
  れている。

 
これは課題の日本語に対して、自分があらかじめ持っていたイメージの
ように思います。例えば rely on のイメージは、「頼る、当てにする」
という意味なので、その意味に対して感じているイメージでした。

このように日本語の語句に対しても、ある自分なりのイメージを持って
いる場合が多いので、それを覚えようとするときのイメージに使うと、
インプットがより早くなると感じました。

3月22日からのトライで、ちょうど10日間になりますが、イメージ
を使い始めてから定着度がかなり変わってきました。意味がすぐに浮か
ぶようになってきています。

やはり頭の中に回路ができるのには、繰り返しと「時間」が必要なのだ
と、強く感じます。

① rely on2 → 2 → 4
② insist on1 → 2 → 3
③ impose on1 → 2 → 3
④ on the spot1 → 2 → 3
⑤ in charge of2 → 3 → 4
⑥ in terms of1 → 2 → 3
⑦ in spite of3 → 3 → 4
⑧ to some extent1 → 2 → 3
⑨ put up with1 → 2 → 4
⑩ cope with1 → 2 → 3

■判断基準:
 1: 単語の意味を知っている
 2: 少し見慣れている
 3: かなり見慣れている
 4: 比較的すぐに意味が浮かぶ
 5: 瞬時に意味が浮かぶ

■関連の記事:
 ・頭の中に英語の回路を作る
 ・頭に英語回路を作る(2) 
 ・頭に英語回路を作る(3) 
 

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