トップ話せるようになって気づいた2つのポイント

話せるようになって気づいた2つのポイント

英語を2~3文話すのがやっとだった再スタートのときに比べて、スラスラと話せるようになった今、何がどうなって話せるようになったのかを考えてみました。

今までの英語学習の経緯:
学生時代以降ほとんどやっていなかった英語学習を、47歳から再スタートして、今まで生涯学習として長期間継続して取り組んできました。

おかげで今では海外の友人たちと、楽しみながらスムーズに会話ができるようになりました。

conversation

1番はリスニング

やはり、一番先にくるのはリスニングです。

日常会話程度のボキャブラリは、さすがに長期間何度も何度も耳にしたので、日本語に訳さずとも瞬間的に意味がつかめるようになりました。

英文を日本語に訳さずに、英語のまま意味を理解できている感覚はありますが、日本文を聞いたときに全体の意味がすっとわかる感覚とは、少し違うように思います。

listening

・主語・動詞などの単語、熟語はそのまま理解
 「サンデー」は瞬間的に「日曜」と理解できるのと同じ感覚。

・Do you ~、What ~、あるいは with ~、after ~ なども、それぞれの部分をそのまま理解し、疑問詞や前置詞、あるいは不定詞や動名詞などの印を見つ けて意味を感じ取って、最終理解している・・という感覚です。

従って、1つの訳文を作り上げて全体を理解するという感覚ではありません。

一言で言ったら、「単語」を個別に、そして「構文」で関係を意識しながら理解している・・というところでしょうか。

何となく不十分で、受け取る意味が不確かとなりそうなイメージがありますが、それでも十分意味を汲み取って正しくコミュニケーションができています。

会話は単純に単語の意味だけ、あるいは文の意味だけ・・ではなく、相手の話すイントネーションや、顔の表情からも一緒に意味を伝えてきています。

そういうさらなる部分があるので、多少単語の意味がわからなくても、相手の言いたいことが不思議とわかるものなのです。

 

スピーキングでは‥

一方、英語を話すことになると、
単語を聞く側だけの頭の使い方だけでなく、話す側の頭の使い方、つまり言いたいことがあったときに、すぐにそれに該当する単語を素早く引っぱり出して発音すること・・に慣れっこになったという感覚です。

特別多くの単語や熟語を身に付けたということではなく、中学で習ったものをしっかり入出力ができるように、訓練した回数だけ慣れて使えるようになったという感覚です。

もともと単語や構文は知っていたという気持ちが残っていますが、それを自在に選び引き出すことができていなかったというふうに思います。

従って、どう話そうかと頭を痛めながら会話した経験の積み重ねが、今につながっているように思います。自分一人で練習しても訓練にはなるのですが、苦しみながら話した文や、間違って直された文などは、しっかり記憶に残っています。

次は正しくよりスムーズに引き出せるようになっていくものです。
その積み重ね・・ですね。

speaking

以上、決してボキャブラリを増やしたり、基本文を多く覚えたから話せるようになったというわけではなく、どちらも知っている単語やフレーズを、繰り返し使うことで慣れていった(=英語のまま理解できるようになった)という感覚です。

中学で覚えた英語を、何度も繰り返して使えるようにしていくこと・・。
それができるようになると、英語がだんだん話せるようになると感じています。
 

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