第5部:英語力維持向上の決心
英語を話す機会がほとんどない日本で、英語勉強を長期間続けることは、本当にむずかしいと思います。
ネイティブのほとんどいない日本の田舎で、10年以上英語勉強を続けて来られた自分の体験を整理し、ここに書いてみたいと思います。
記事を読んでいただいた方々の、継続のためのヒントとなれば幸いです。
英語勉強を続けるのはむずかしい
英語の勉強は、ただ話せるようになりたいからやるんだというのでは、なかなか続かないものです。
仕事上や個人的なことでの強い動機がなければ、むずかしいと思います。
また強い動機があっても、ただ自分の部屋で机に向かって勉強するということでは、継続のためのモチベーションが続かないのではないでしょ
うか。
やはり一緒にやる仲間がいたり、どこかで話すチャンスがあるなどの、実戦での試みもないと、モチベーションが落ちてきてしまいます。また、会話も上達できません。
何事もうれしいとか楽しいなどの感情が伴うものでないと、長期間続けることは本当にむずかしいのです。
帰国したときに思ったこと
ベトナムで、かつて5分がやっとの会話力だったものを、30分以上話すことができるところまで、もっていくことができました。
海外での仕事が終わり帰国してきたとき、せっかく話せるようになった英会話を、何とかして錆び付かせないようにしたいと考えていました。
そのためには帰国したんだからと英語勉強を止めるのではなく、さらに継続して勉強を続け、むしろレベルアップをさせようと決心しました。
英語で会話をするチャンスがほとんどない日本の田舎で、どうやって続けようかと考えました。
英語力維持のために決めたこと
その時にあれこれと考えた結論としては、
1)英会話を生涯学習とする(高齢化に向けて脳力を維持するため)
2)英語学習はツールを使い日常の中で習慣化させる
3)話す機会を積極的に作る
でした。そして、
1)楽しく期待をもって勉強できるよう目標を作ろう
2)楽に簡単に勉強できるよう工夫しよう
3)英語を使う習慣を作ろう
と決めました。
具体的にやったこと
1)楽しく期待をもって勉強できるよう目標を作ろう
⇒1年に1回、海外旅行をすることにしました。
まずは当面は英会話のための旅行という位置づけなので、少ない費用で行ける香港にしました。そして香港には3年続けて行きました。
航空券はマイルで取ったり格安チケットなどで、ネットから申し込みました。キャセイなどでは往復36,000円くらいからありました。
(時期にもよりますが)
ホテルは楽天で。必要なときは英文のメールでやり取りしたりして、全て自分で段取りをしました。チャレンジするとできるものです。
2)楽に簡単に勉強できるよう工夫しよう
⇒CD、mp3プレーヤー、パソコンを大いに活用しました。
机に座ってやる勉強は、なかなかまとまった時間が取れなかったりもするので、続かなくなる可能性があります。
そのため、毎日どこでも簡単にやれるやり方を考え、とにかくすき間時間を利用してやる、勉強のやり方としました。
単語メモ、会話例メモ帳、CDプレーヤー、mp3プレーヤーなどを最大限活用するようにしました。もちろんパソコンはデータファイル作成のために、必須でした。
3)英語を使う習慣を作ろう
⇒海外の友人と英語でEメールのやり取り
⇒会社の英会話講習に参加(週2回)
⇒マンツーマンのネイティブ家庭教師を探し契約する
とにかくやれることをやろうと、いろいろとチャレンジをしました。
ネイティブの家庭教師と契約し、1週間に1~2回、1回2時間くらいの会話練習をしようと思ったのですが、開始寸前にカナダへの帰国となり、結局実現しませんでした。
そして別の講師を探したのですが、田舎都市にはなかなかネイティブの英会話家庭講師はおりません。
半ばあきらめかけていたときに、ある貴重な情報を入手したのです。
・skypeを使うと無料でTV電話ができる
・とても安い金額でオンライン英会話レッスンができる
いろいろとネットを使い調べてみると、格安のオンラインレッスンサイトがずい分できてきていました。
何社も調査をし体験レッスンも受けてみて、最後は講師の数でレアジョブに入会することにしたのです。
そのときは1日1回25分で月5000円のコースに。
2010年10月1日より開始し現在も継続中で、2013年2月末でちょうど2年と5カ月になります。
途中、講師の質の関係で、現在のhanasoに変更しました。
これがわたしの会話力アップに、大きな大きな貢献をすることになりました。 (続く)
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